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COLUMN 医療コラム

親子で料理に挑戦することで得られるもの

  • 小児矯正

監修歯科医師

神戸灘院

平沼 麻央 先生

平沼 麻央 先生


現代の子供たちは、食への興味・関心が薄れてきていると言われています。家庭では手の届くところにお菓子やジュースがあり、外ではコンビニやファストフード店で、いつでも美味しいものを食べることが出来る時代になりました。このような環境で生まれた「いつでも食べられる」という子どもたちの思いが、食への関心を低下させていると言われています。

“食への関心”に大切な空腹感


子どもの食事に関しての悩みを持つお母さんは、たくさんいらっしゃいます。おっぱいを卒業した赤ちゃんが離乳食をなかなか食べてくれないとか、手づかみ食べをして食卓を汚すといった悩みは、子どもの成長とともに解消されていくことが多いです。

しかし、食べ物への関心が低いということに関しては、時間だけが解決してくれる問題ではないようです。食への関心を高めるためには、まずはご飯の時間にちゃんと“空腹”であることが大切です。そのために、日中はしっかりと体を動かし、さらに不必要な間食は減らすようにしましょう。

料理は知性から食欲を刺激する


規則正しい生活から生まれた空腹感は、生理的な面から食欲を刺激します。さらに、親子で話をしながら料理をしたり、食材についての知識をもったりすると、知性の面からも食欲が刺激されるのです。

「いつもご飯を残す子どもにおにぎりを握る方法を教えたところ、自分の握ったおにぎりを完食し、さらにおかわりまでした」という話を聞きました。この子は、知性の面から食欲が刺激されたと言えるでしょう。

親子で料理するということ


台所は子どもにとって危険なものが多く、子供がいると作業が中断されることから、台所を子どもの立ち入り禁止エリアにしているご家庭はたくさんあります。

しかし、子どもと一緒に料理をしたり、子どもに料理のお手伝いをしてもらったりすることは、子どもの“食への関心”を高める貴重な経験となります。まずは、食材を丸めるとかちぎるといった、簡単なことから一緒に始めてみましょう。

子どもが大きくなるにつれて、親子のコミュニケーションの機会は減っていきます。小さい頃、お父さんお母さんと一緒に料理をしたことは、きっとその後の親子関係の維持にも役立つでしょう。

“ママとこどものはいしゃさん” では、子どもたちの“食べたい気持ち”を育む手助けが出来たらと考えております。お子さんの食事に関して何かお困りでしたら、来院時、お気軽にお声がけください。

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平沼 麻央 先生

監修歯科医師

神戸灘院

平沼 麻央 先生

神戸灘駅前歯科(2025年2月OPEN予定)
〒657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町7-1-30 ラ・メルベーユビル2F

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