子どもに歯科治療をさせるために気をつけること
- 予防
監修歯科医師
小倉北区役所前院
福泉 真帆 先生
「子どもが歯医者に行きたがらない」「子どもに歯科治療をさせたい」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
大人でも行くことをためらう歯医者に、子どもを連れて行くってなかなかハードルが高いですよね。
この記事では子どもに歯科治療をさせるために気をつけることをご紹介します。
子どもが歯医者に行き、定期検診の受診ができるようになる可能性があるのでぜひご一読ください。
子どもに歯科治療をさせるために気をつけること
子どもは歯医者と聞くと「ウィーン」と音を鳴らしながら歯を削られるシーンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
歯医者に関する嫌な印象が一度でもついてしまったら、その印象を覆すことは簡単な作業ではありません。
そんな子どもにしっかり歯科治療をさせるために気をつけることは以下の3つです。
①午前中に診療させる
②ウソを言わない
③リラックスさせること
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①午前中に診療させる
気をつけること一つ目は、午前中に診療させることです。
子どもの体力は時間を重ねる毎に少しずつ消耗していきます。
体力が消耗すれば疲れ、気分や機嫌に大いに影響を与えます。
そのため、疲れる前の午前中に診療をすることがオススメです。
また、午前中に限らずもしその子の生活リズムが分かっていたら、眠い時やお腹が空く時など、不機嫌になったり泣いたりすることが予想される時間には予約しないことも良いでしょう。
時間に余裕を持って付き添う親も楽しく来院できるよう配慮することも大事です。
②ウソを言わない
気をつけること二つ目は、ウソを言わないことです。
診療に来られる方で、子どもにウソをついて来院させる方がいます。
「今日は見ているだけだから」などと言って診療させようとしても、気分を害してしまい余計に歯医者に行くことを嫌う原因になってしまいます。
そのため、偽りなく正直に歯医者に行く旨を伝えるようにしましょう。
リラックスさせること
気をつけること三つ目は、リラックスさせることです。
リラックスさせることでスムーズに診療に入れるためです。
好きな動画を視聴させてあげたり、おもちゃで遊んであげたりすることで緊張を緩和させてあげましょう。
まとめ
この記事では子どもに歯科治療をさせるために気をつけることを3つご紹介しましたが、大事なことは子どものことを理解して配慮することです。
これらに気をつけて子どもにストレスなく歯科治療をしてあげましょう。
“ママとこどものはいしゃさん”では、家族全員で来院しやすい雰囲気づくりを心掛けています。治療のためだけでなく、ぜひ定期的なメンテナンスにいらしてください。
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