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COLUMN 医療コラム

子どもを「歯医者嫌い」にさせないための方法

  • 予防

監修歯科医師

箕面院

中島 崇 先生

中島 崇 先生

歯医者さんが怖い、という方は意外に多いものです。その傾向が強くなると「歯科治療恐怖症」という病名さえついてしまうのですから、十分に注意する必要があります。


歯医者さんを嫌いになる、あるいは苦手になるきっかけは、多くのケースで子どもの頃の歯科治療にあります。


今回は、子供を「歯医者嫌い」にさせないための方法についてお伝えしていきます



▼最初に出会う歯医者さんは重要


お子さまが初めて歯科診療を受けることとなる歯医者さんは、極めて重要となります。


初めての歯医者さんでどのような経験をするかによって、歯医者さんを好きになるか嫌いになるかが決まるとも言えるでしょう。


例えば、乳歯が生えてきてむし歯になってしまった時。初めて受診した歯医者さんで無理やり治療をされたらどうなるでしょうか。


その時の怖い記憶がいつまでも残り、もしくはトラウマとなることで、できるだけ歯医者には近寄らないようにしよう、という心理が働いてしまいます。


その結果、大人になってからも歯医者から遠のき、むし歯や歯周病を重症化させてしまうのです。



▼お子さまのペースで診療を進めることが大切


お子さま一人ひとりに合わせたペースで治療をすすめることが大切です。


たとえむし歯あったとしてもいきなり歯を削るようなことは良くないことです。


心の準備もできていないのに、電動のドリルで歯を削られてしまったら、ものすごい恐怖を感じます。


お子さまの立場に立ち、何が出来て何が苦手なのかを把握し、少しずつ進めることが大切になります。



▼お子さまとの信頼関係を築く


優秀な歯医者さんは、初めて来院したお子さまとのコミュニケーションをしっかりとろうとします。

まずは楽しくお話することから始めて、お互いに信頼できる関係を築き上げるのです。

そうすることで、多少痛い思いや怖い思いをしたとしても「この先生だったら大丈夫」と思えるようになるものです。

▼痛みに配慮した歯科治療


実際にむし歯を削る際にも、きめ細かい配慮が行える歯医者さんに治療をお願いしましょう。

具体的には、むし歯を削る量を最小限に抑えたり、局所麻酔を打つ前に表面麻酔を作用させたりするなどの工夫です。

そうした痛みに配慮した繊細な歯科治療であれば、お子さまも歯科治療が苦手になることが少なくなります。

もちろん、これらは手間と時間のかかることですが、そうした配慮を怠らない歯医者こそ優れているといえるのです。

▼まとめ


このように、お子さまを歯医者嫌いや歯科治療恐怖症にさせないためには、細かい点にまで配慮できる歯医者を選ぶことが大切です。

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中島 崇 先生

監修歯科医師

箕面院

中島 崇 先生

ナカシマ歯科
〒562-0031 大阪府箕面市小野原東3-13-26

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