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COLUMN 医療コラム

子どもの矯正がオススメって本当?

  • 小児矯正


「歯科矯正は、子どもの頃から始めるのがオススメ」という話を、聞いたことはありませんか?

実際に、小さな頃から矯正治療を始めることには、大きなメリットがあります。

「ママとこどものはいしゃさん」にも、「じゃあ、何歳頃から始めるべき?」「大人でも歯を抜いたら身体に負担がかかって発熱したりするのに、子どもにそんなことさせて大丈夫?」なんていう疑問をもってお越しになる保護者の方がいらっしゃいます。

ここでは、子どもの歯科矯正について、どんなメリットがあるのか、またいつごろから始めればいいのかなどを説明していきます。

■子どもの矯正がオススメなのは、なぜ?


小さい子どもの時期から歯科矯正をおこなうことには、大きなメリットがあります。

もちろん歯科矯正は、成人してからでも、還暦を迎えてからでも、いくつになってもおこなうことができます。それでも子ども時代から矯正すると、お得なことがたくさんあります。

まず最大のメリットは、抜歯をする可能性が低くなるということです。歯を抜くということは、外科手術に等しい大掛りな治療です。大人にとっても、心身に多大な負担を受けてしまいます。それに、いくら矯正のためとはいえ健康な歯を抜いてしまうのは、非常にもったいない話です。

成長期を終えた大人の場合は既に顎のサイズが決まっていますが、子どもはこれから身体が成長していくので、まだ顎のサイズは未確定です。大人の場合は、歯をきれいに並べるスペースを確保するために歯を抜く必要がでてきますが、子どもの場合は成長の途中ですので、顎のスペースを確保できるよう、これからの発育を促すことができます。

子どものお口の中に補助器具を施し、歯がきれいに並ぶための顎のスペースを確保できるよう促せるので、矯正のために抜歯しなければならない可能性が低くなるのです。

顎のスペースを確保するための補助器具には、固定式のものだけでなく、マウスピースタイプなど、取り外しを自由にできるものもあります。一般的には1年半程度の時間をかけて顎のスペースを確保し、次に、元に戻らないように固定する期間を設けます。

子どもの歯の矯正では、顎のスペースを広げるだけで、デコボコだった前歯の歯並びがキレイに整うことがあります。それだけで治らなかった歯は、ブラケットを取り付けて歯並びを整えていきます。

■子どもの歯科矯正は、いつから始める?


子どもの歯科矯正を始めるのに最適なタイミングは、個人によって異なります。歯の生え変わりの時期から始めると良いのですが、時期については個人差が大きいため何歳頃からとは言えません。実際に、子どものお口の中の状態を確認して決める方が良いので、日頃から歯科医院へ、定期検診に通っておくとよいでしょう。歯科医師が適切な時期に矯正スタートのご提案をします。

矯正を始めるのに適切な時期をうっかり見過ごさないためにも、日頃から歯科医院へ通う習慣をつけておくようにすることをオススメします。

 

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