1. ホーム  > 
  2. 医療コラム

COLUMN 医療コラム

歯医者に行くのを嫌がる子供…歯医者さんはどうしてるの?

  • 小児矯正

監修歯科医師

加東院

井上 瑛貴 先生

井上 瑛貴 先生


 

”医者に行くと子供がギャン泣き。スタッフさんもまわりの患者さんもニコニコ優しくて、子供が泣いても怒られたりはしないけど、だからといって、このままでは子供の歯の治療が進まない…早く治療しないと虫歯が悪化してしまうから、「次回は、押さえつけて無理やり治療しますか?」と提案されてしまった…。“

小さなお子さんをもつ親御さんなら、きっと、そんなに珍しいお悩みではないでしょう。

「ママとこどものはいしゃさん」にも、同じお悩みを抱える親御さんが、救いを求めて駆け込んでこられます。

 今回は、歯医者さんが行っている。歯医者を嫌がる子どもが無理なく通えるようになる工夫についてお伝えしていきます。



▼歯医者を嫌がらない工夫


・機嫌のよい時間帯に通う


歯医者に通う時間は、体調の良い午前中が良いでしょう。


お腹の空いている時間帯や、食べた直後、昼寝の時間帯などはお子さんの機嫌が悪く、普段は出来ることでも嫌がってしまうことがあるので避けましょう。


・嘘はつかないで連れていきましょう


嘘をついて連れてくるのは逆効果になるのでやめましょう。


歯科医院は一度の来院で完了することは少ないです。無理なく通い続けるために、歯医者に行くことを伝えて来るようにしてください。


・待合室ではリラックスできるように


歯医者についたら待合室ではリラックスできるようにしましょう。


「ママとこどものはいしゃさん」には、親御さんがお子さんと一緒に通えるように、キッズスペースを用意しているところがたくさんあります。


またキッズスペースがない場合でも、気に入っているおもちゃや本などを持っていくと良いでしょう。



▼歯医者に慣れるトレーニングからスタート


歯医者に行ったからといっていきなり治療することはありません。


まずは、歯医者さんに慣れるトレーニングからスタートします。


歯医者さんではどんな器具を使っているのか説明したり、手に風をかけてみたり、回転するブラシで歯を磨いてみたり。


リラックスしてもらうために、お母さんと一緒に歯ブラシの練習をする歯医者さんもあります。


また、お子さんが歯医者に通う前の段階でも、ママや家族が歯科医院に通う時、お子さんを連れてきてキッズルームで遊ばてみてはいかがでしょう?歯医者は怖くない、楽しいところというイメージ付けになると思います。


治療後は、たくさん褒めてあげましょう。


歯科医院によっては、ご褒美にガチャガチャを用意しているところもあります。通院のモチベーションにしているお子さんも多いようです。



 ▼お子さん専門の小児歯科で相談を


歯科医院には、お子さんを専門に治療している診療科である「小児歯科」があります。


ご自宅の近所に小児歯科がなかったから一般の歯科医院でお子さんを診てもらったとか、小児歯科の看板を掲げていて治療はできるけれど、実際には患者さんが大人ばかりでお子さんの扱いに慣れていないとか、歯科医院にもさまざまなタイプの医院があります。


お子さんが歯医者嫌いにならないように、トラウマにならない治療を受けさせることは小児歯科にとって一番の使命と考えています。


お子さんが「歯医者は楽しいところ」という印象を持って気軽に通えるようになれば、生涯を通じて歯やお口の健康を自主的に守っていける習慣を身につけられるからです。


お口の健康は全身の健康と密接に関係しているので、お子さんが健康に恵まれた幸せな人生を送るためには、非常に重要なことなのです。


「ママとこどものはいしゃさん」グループの加盟院では、小さなお子さんの治療を専門に行う歯科医師が揃っています。ママさん向けの美容診療にも対応していますので、お近くの医院を探して、ぜひ親子でお越しください。


「ママとこどものはいしゃさん」加盟院の検索はこちら

https://mamatokodomo-no-haishasan.com/search/
井上 瑛貴 先生

監修歯科医師

加東院

井上 瑛貴 先生

医療法人真心会 ふくおか歯科
〒673-1431 兵庫県加東市社378-25(医療法人真心会ふくおか歯科 内)

この記事をシェアする