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COLUMN 医療コラム

子供の矯正、いつから始める?

  • 小児矯正

監修歯科医師

新居浜院

薦田 祥博 先生

薦田 祥博 先生


 

お子さんが大人になったとき、自信を持って笑ったり話したりできる「きれいな歯並び」を手に入れていてほしい…そう思いませんか?

きれいな歯並びは、生涯を通じて、お子さんの自信や心身の安定、全身の健康維持に密接につながっていきます。たった1本の歯並びの違和感があるだけで噛み合わせに影響がでて、お顔全体のバランスが崩れて歪んで見えてしまうこともあります。

お子さんの歯並びについて不安を感じたら、永久歯への生え変わりを待たずに「ママとこどものはいしゃさん」グループの加盟院にご相談ください。

■小児矯正を始めるタイミングは?


乳歯の頃から、歯医者へ定期検診に行くことをおすすめします。小児矯正は、お子さんが小さいうちから対策を練ったほうが、得られるメリットが大きいといえるからです。

矯正を始めるおすすめのタイミングは、乳歯が抜けて永久歯に生え変わる時期。永久歯が生え始めるのは一般的に6~7歳ですが、その頃から顎の成長にあわせて矯正を進めていくと良いでしょう。

大人になってから矯正を始めると、歯を抜いたり削ったりという治療が考えられますので、心身にかかる負担が大きくなることが一般的です。顎の形に沿ったアーチ状の歯列に全部の歯をきれいに並べるために、抜歯してスペースを作ることがあります。それも有効な矯正の方法ですが、お子さんの天然歯を抜かずに歯をきれいに並べることができるなら、その方がリスクが軽減できます。

■小児矯正のしくみ


お子さんは、すくすくと成長します。お口や顎も成長とともに大きくなっていきますので、小さい頃から矯正治療についての対策ができると、顎の発育に合わせて正しい本来あるべき位置に歯が並ぶように、顎の発育を促すことができます。

お子さんのうちに対策できれば、あごの発育を促がす方法で矯正できますので、歯を抜かなくても美しい歯並びと正しい噛み合わせを手に入れられる可能性が高くなります。そうすることで、治療費はもちろん、お子さんの心身への負担も軽減できます。

さらに、矯正されたきれいな歯並びのお口の中はケアしやすいので、歯磨きをしても磨き残しが少なくなり、虫歯になりにくいといえます。

■どんな矯正をするの?


従来の、矯正していることが目立つ金属製のワイヤー矯正だけでなく、取り外し可能な透明のマウスピースによる矯正や、口腔筋トレーニングによる矯正も選べます。

 

・床矯正

取り外しできる矯正器具を使った方法で、お子さんの成長に合わせて無理なく歯並びやかみ合わせを整えることができます。

 

・マウスピース矯正

透明の器具をお口の装着するため、目立ちません。矯正中のお子さんの心の負担を軽減できます。お子さんのお口に合わせたマウスピースを数点お作りし、お口に装着して、歯を少しずつあるべき位置へ動かします。

 

・顔の筋肉トレーニングによる歯並び矯正

取り外し式のマウスピース型の器具を使った矯正で、顔の筋肉トレーニングと並行して行います。口呼吸から鼻呼吸への矯正も同時に行えるため、歯並びだけでなく、お子さんの身体の発育にも良い影響をもたらします。

 

お子さんの矯正については、専門家に相談を!「ママとこどものはいしゃさん」グループの加盟院では、小児矯正の専門家がお待ちしています。ぜひ、お近くの医院を探してみてください。

 

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https://mamatokodomo-no-haishasan.com/search/
薦田 祥博 先生

監修歯科医師

新居浜院

薦田 祥博 先生

こもだデンタルオフィス宮原
〒792-0833 愛媛県新居浜市宮原町1番58号

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