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COLUMN 医療コラム

子供が歯医者を怖がるポイントと対応について

  • 歯科トピックス
子供が歯医者を怖がるポイントと対応について

お子さまが歯医者に通うことになったとき、多くの親御さまは、子供が歯医者を怖がらないかどうか、が心配になると思います。

「嫌がって暴れてしまったらどうしよう」

「治療がトラウマになってその後、歯医者さん通ってくれなくなるのが心配」

以上のような不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。

今回は、子供が歯医者さんを怖がるポイントと対応についてお伝えしてきます。

▼子供が歯医者を怖がるのは普通のこと

まずは、子供が歯医者を怖がるのは普通のこと、だと理解しましょう。

大人でも歯医者で診療を受けるのは緊張しますし、正直にいって好き好んで行きたい場所ではないでしょう。

子供が歯医者を怖がるのは当然と考え、その上で、どうしたら通うのを嫌がらないか、を考えることが重要です。

まずは、具体的にどのポイントが怖いのかをあげ、その上でそれぞれについて対応を見ていきましょう。

▼子供が歯医者を怖がるポイント

・匂いや音

歯医者特有の匂いや音は子供が歯医者を怖がる大きな要因です。

子供が小さければ小さいほど、匂いや音に対して敏感になります。

唾液を吸うバキュームの音や、治療で使う器具の音はかなり大きいため嫌がる方は多いです。

・診療台の圧迫感

診療台は、治療器具を乗せるユニットや、レントゲン台、モニターなど多くの器具で囲まれているためかなりの圧迫感があります。

診療台の圧迫感に加えて、歯科医師や歯科助手に囲まれるため、さらに緊張します。

・何をされるかわからない

歯医者で何をされるかわかならい、のも怖がるポイントです。

痛いこと、嫌なことをされるのではないか、という想像が膨らみ、診療を受けるのを嫌がってしまいます。

・口を触られるのに慣れていない

口の中はデリケートな部分なので、他人に触られるのは心地よいことではありません。

大人であれば意志の力で我慢できますが、子供が怖がるのは当然でしょう。

▼子供のペースで診療をすすめましょう

歯医者は子供にとって怖い場所だと理解した上で、診療をスムーズに受けてもらうためには、無理やり治療するのではなく、子供のペースで診療をすすめることが大切です。

診療台に座ることからはじめ、歯医者さんで何を行うかを説明し、お口を開けることや器具で触ることに慣れてもらう。

焦ることなく、段階をクリアしていくことで歯医者は怖くない場所だとわかってもらい、そして自信をつけていきましょう。

▼子供を信じてあげることも大切

ただし子供を守ろうとするあまり、過保護になってしまうのも逆効果になる場合もあります。

子供が成長しある程度のことは自分でできる年齢になってきたら、子供を信じて一人で診療を受けてもらっても良いでしょう。

親が思うよりも子供は多くのことができる場合もあります。

▼定期的に歯医者に通いましょう

治療の時にだけ通うのではなく、定期的に歯医者に通いましょう。

痛い時、問題が起きたときだけ歯医者に通うのでは、歯医者=嫌な場所、になってしまいます。

子どもに、定期的にむし歯がないか見てもらう、歯磨きの方法を教えてもらう、歯をお掃除してもらう場所、と思ってもらうことで、歯医者を嫌がらなくなります。

まとめ

子供が歯医者を怖がる理由とその対応についてお伝えしてきました。

怖がる理由をきちんと理解し、無理ない対応をすることで楽しく歯医者さんに通えます。

「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院では、楽しくお子さまが通えるような工夫を凝らしています。

ぜひお気軽にご相談ください。

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