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子供の歯医者さんを変えたいけど大丈夫?注意点や悩みにお答えします

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「子供は歯医者さんに行きたいと泣いているけど無理に通わせるより、歯医者さんを変えたほうがよい?」


「転院する場合に気をつけることやタイミングを知りたい」


そのような悩みを持つ親御さんはいらっしゃるかと思います。


今回は、歯医者さんを変えてもよいのか、また、その際に注意することについてもお伝えしていきます。



無理に通うよりは歯医者さんを変える方が良い?


お子様が歯医者さんを通うのを嫌がる場合、無理に通わせ続けてしまうと歯科医院に対して苦手意識を持ってしまう場合があります。


お子様とお話をして、通えるようであれば通い続けて歯科医院慣れることも可能ですが、泣いて診療が行えない、医院や先生を怖がってしまう場合には、歯医者さんを変えても良いでしょう。


また、近年では少なくなりましたが、そもそもお子様や付添の家族に対して高圧的な態度で接してくる歯科医院や、説明を十分に行わない歯科医院は、通院するメリットがあるかを考え直す必要もあります。


お子様が嫌がるたびに歯医者さんを変えるのは良いことではありませんが、環境を変えることで歯科治療を受けられる場合もあるので、悩んでいる場合には転院を考えても良いでしょう。



歯医者さんを変える前に相談してみましょう


歯医者さんを変える前に、通っている歯医者さんに一度相談することをおすすめします。


子供が通院を嫌がっていること、それに対してどのような対応をすればよいか、など、今困っている悩みを打ち明けてみましょう。


相談することによって、今通っている歯医者さんが対応してくれたり、解決策を教えてくれたりする場合があります。


また、通っている歯医者さんで対応が難しい場合にも、小児歯科専門医の紹介をしてもらえることもあります。


歯医者さんからすれば、患者さんが転院することは珍しくはないため、気軽に相談しても大丈夫です。

転院する場合に注意しておくこと


歯医者さんを変える場合に注意しておくことについてもお伝えしていきます。



・現在行っている治療の内容を知っておく


治療途中で歯医者さんを変える場合には、なんの治療をどの程度すすめているのかを知っておく必要があります。


歯医者さんに慣れる練習の段階なのか、小さいむし歯の治療なのか、などを知っておき、転院先の病院で伝えることでスムーズに治療の続きから行うことができます。


紹介状を書いてもらえる場合もあるため、歯科医院に聞いてみるのも良いでしょう。



・歯医者さんで苦手だったことを把握する


現在通っている歯医者さんで苦手だったことを把握しておくことも重要です。


苦手だったことを知っていると、次の歯医者さんを選ぶときの参考になります。


また、初診時に、何が苦手で歯医者さんを変えるのかを相手方に使えることで、それを回避することができます。



矯正治療中の場合には契約の確認を


矯正治療中に歯医者さんを変える場合には、契約内容の確認をしましょう。


矯正治療は、治療開始時に矯正器具など、まとまった金額を支払い始めることが多いです。


契約内容にもよりますが、中断しても返金が行われず、変更した次に歯科医院でまた最初から矯正治療を行う場合も多くあります。


矯正治療は、開始時に契約を結んで行っていると思いますので、契約時の書類を確認しましょう。



まとめ


今通っている歯医者さんとお子様の相性が会わない場合には、歯医者さんを変える、というのも一つの選択肢です。


「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院では、今通っている歯医者さんで困っていることがある、というような相談にも対応しています。

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