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COLUMN 医療コラム

小児歯科で母子分離は必要?メリット、デメリットについてもお答えします

  • 予防


母子分離とは、お子様を親御様から離して一人で診療を受けてもらうことです。


歯科医院では治療内容やお子様のタイプによって、お子様一人で診療を受けてもらうことがあります。


多くの親御様は、お子様を一人で診療室に向かわせるのは不安かと思います。


母子分離を行う理由やメリット・デメリットについてもお伝えしていきます。



母子分離を行うかは、歯科医院やお子様のタイプで決まる


母子分離とは、お子様を親御様から離して一人で診療を受けてもらうことです。


母子分離を行うかどうかは、歯科医院やお子様のタイプによって決まっています


一定年齢以上のお子様すべて、一人で診療室に入ってもらう歯科医院もありますし、反対に親御様に診療室内に付き添う事を必須にしている歯科医院もあります。


また、お子様のタイプによって変える場合もあります。


近くに親御様がいることで甘えて診療を受けられないタイプのお子様であれば、一人で診療を受けてもらうこともあります。


一人で診療室に入るのに慣れないうちは、親御様に付き添ってもらい、慣れてきたら一人で診療を受ける、というケースもあります。



母子分離のメリット・デメリット


母子分離のメリット・デメリットについて見ていきましょう。





  • メリット




・子供の自立心を高めることができる


・効率的に短時間で治療を行うことでできる


・親御様の負担が減る





  • デメリット




・診療内容について説明をする時間を別に設ける必要がある


・治療の内容を直接確認することができない



母子分離の場合でも治療内容の説明はしっかりと行います


母子分離を行って治療する場合でも、治療内容の説明はしっかりと行います。


子供が一人で診療室に入るのでは、中で何をされているのかわからない、という心配もあるかと思いますが、治療内容の説明は行うので心配する必要がありません。


お子様のお口の状態やむし歯などの問題点、それに対してどのような治療を行うのか、という説明は事前に行いますし、診療後はその日にどのようなことを行ったのかの説明もあります。


また不安な事や心配なことは、質問できる歯科医院がほとんどですので、気軽に聞いてみましょう。



お子様にあった歯科医院を選ぶことが重要です


母子分離を行っているのかどうかに関わらず、歯医者さんを選ぶときにはお子様にあった歯科医院を選ぶことが大切です。


現在は少なくなりましたが古いタイプで診療を行っている歯科医院ですと、基本的に説明は最低限で子供一人で診療室に入る、というスタイルにこだわっている場合もあります。


お子様によってはそのような歯科医院で治療を受けることで歯科治療に対して苦手意識を持ってしまう場合もあります。


お子様が問題なく診療を受けている受けている場合はよいですが、相性が悪い場合には、母子同室での診療を行っている歯科医院での診療を考えても良いでしょう。



▼まとめ


歯科治療での母子分離についてお伝えしてきました。


母子分離を行うかどうかは歯科医院やお子様のタイプによって決まることがほとんどです。


気になる場合には歯科医院に対して聞いてみると良いでしょう。


「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院では、随時質問にもお答えしていますので、お気軽にご相談ください。

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