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COLUMN 医療コラム

子どもの矯正で保険が使えるケースとは

  • 小児矯正


矯正治療は、とても高額な費用がかかるため、なかなか一歩踏み出せないという方も多いですよね。お子さまも歯並びの異常に関しても、できれば治療で治してあげたいと考えている親御さまも多いのではないでしょうか。そんな矯正治療が高額になる理由として、保険が適用されない点が挙げられます。ただ、一部のケースでは保険が適用されることもあるのをご存知でしょうか?

▼矯正治療が保険適用外である理由


矯正治療は、保険が適用されない歯科治療として有名ですよね。一般的なワイヤー矯正やマウスピース型矯正では、100万円前後の費用が発生し、そのすべてを患者さんが負担しなければなりません。親御さまからしたら、少なくとも成長期の治療に関しては保険が適用されても良いのでは?と思われることでしょう。けれども、一般的な矯正治療というのは、審美的な改善を目的としているため、国として保険を適用するわけにはいかないのです。審美治療まで保険適用していたら、国の予算がいくらあっても足りなくなりますよね。

▼保険が適用される矯正治療とは?


上述したように、審美目的の矯正治療は、原則として保険が適用されませんが、お口の機能を回復させるための治療は例外といえます。具体的には、先天的な異常によって、歯やかみ合わせに大きな問題を抱えているケースです。例としての病気を挙げると、ダウン症候群や唇顎口蓋裂、ターナー症候群などが該当します。これらの病気によって咬合異常があり、矯正治療による改善が必要なケースでは、保険が適用されることもあります。その他、顎変形症や永久歯萌出不全による咬合異常なども保険適用が検討されるケースといえるでしょう。

▼心当たりがある人はまず歯科を受診


上で述べたようなケースに該当するかもしれない、という人はまず「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院に相談しましょう。カウンセリングを受けて、保険診療の矯正治療について検討することが大切です。もちろん、その後にさまざま検査などを受ける必要性も出てきますが、もしかしたら3割負担で施術を受けられるようになるかもしれません。もしも保険が適用されない場合でも、できるだけ費用を抑えられるような選択肢を提案してくれることかと思います。

▼まとめ


このように、極めてレアなケースですが矯正治療でも保険が適用されることがあります。とはいえ、大半の人は自費診療となるため、いかに費用を抑えられるか考える方が建設的かもしれません。例えば、「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院で小児矯正から開始すれば、矯正にかかる費用の総額を抑制することにつながります。

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