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COLUMN 医療コラム

効果を持続させる!ホワイトニング後の食生活

  • 審美

監修歯科医師

鹿児島明和院

社本 光央 先生

社本 光央 先生

折角のホワイトニング効果…できるだけキープしたい!


美意識の高い女性だけでなく、ビジネスシーンでの印象をアップさせたい男性からも人気が高いホワイトニング。老若男女問わず、「身だしなみ」や「清潔さの象徴」として歯の白さは重要視されています。しかし、せっかくホワイトニングを受けても、その後の生活次第ですぐに色は戻ってしまいます。今回の「ママとこどものはいしゃさん」ポータルサイトブログでは、効果を長続きさせるためにホワイトニング後注意したいポイントをご紹介しましょう。

絶対に注意して!ホワイトニング後の食事


歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」も、自宅で行う「ホームホワイトニング」も、薬剤を使用した歯の脱色。そのため、ホワイトニング直後の歯は着色しやすい状態にあります。ホワイトニングから30分程度すべての飲食は避けなくてはなりませんが、その後は基本、飲食物に制限はありません。しかし、ホワイトニングから48時間ほど食事に気を付けるだけで、ホワイトニング効果の持続期間が変わります。まずはホワイトニング後に避けた方が良い飲食物を見てみましょう。

■色の濃い食べ物


濃い色の飲食物はだ液に色が移りホワイトニング後の白い歯を着色してしまうため、必ず避けましょう。食材だけでなく調味料にも注意を。
カレー、ミートソース、緑黄色野菜、醤油、味噌、ケチャップ、豆板醤、ソースなど

■ポリフェノール、アントシアニンが豊富な飲食物


高い健康効果から、ポリフェノールやアントシアニンを毎日摂取している方も多いでしょう。しかし、歯を着色しやすい成分なので、ホワイトニング後は摂取しない方が無難です。
赤ワイン、チョコレート、なす、ブルーベリーなど

■イソフラボンが豊富な飲食物


美容効果で知られるイソフラボンですが、実はポリフェノールの一種です。色が白く着色の心配はなさそうな食材でも歯の黄ばみの原因となるため、ホワイトニング後は避けましょう。
豆腐、豆乳など

■タンニン、カテキンが豊富な飲み物


渋みや苦みの元であるタンニンやカテキンも、ポリフェノールの一種。歯に着色汚れを残しやすいため、食材だけでなく飲み物にも気を付けましょう。
緑茶、ウーロン茶、コーヒー、紅茶など

SOS!着色しやすい食事を回避できない場合


ホワイトニング後に避けるべき飲食物を紹介しましたが、食事会やパーティー等どうしても避けられないケースもあるでしょう。そんな場合に覚えておきたい緊急回避法を、お教えします。

■一杯の水で着色を予防


口の中が乾燥した状態だと、歯の着色は起こりやすいと言われています。食事前に水を飲み、口の中を潤しておけば、着色も起こりにくくなるのです。食前に牛乳を飲んで歯をコーティングする方法も、効果的。

■食後に素早く歯みがき


ホワイトニング後に着色しやすい飲食物を摂取した場合、なるべく早くホワイトニング効果の高い歯磨き粉で歯をみがきましょう。どうしても歯みがきができない場合、うがいだけでも効果が期待できます。

白く輝く歯をキープするには


憧れの白い歯をホワイトニングで手に入れても、通常の色にすぐ戻ってしまっては意味がありません。ホワイトニング後48時間は歯がデリケートな状態なので、飲食物のチョイスには十分気を付けましょう。次回の「ママとこどものはいしゃさん」ポータルサイトブログもお楽しみに!
社本 光央 先生

監修歯科医師

鹿児島明和院

社本 光央 先生

しゃもとデンタルクリニック
〒890-0024 鹿児島県鹿児島市明和1丁目25-1 ファミリープラザめいわ1F

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