2020年3月15日
抜歯後の痛みが引かない!それはドライソケットが原因かも?
「抜歯後の痛みが取れない」「ドライソケットって何?」
このように悩んでいる方もいると思います。
抜歯後の痛みが引かない場合、どれだけ痛みが続くのか不安になりますよね。
この記事では、抜歯後の痛みの原因であるドライソケットについてご紹介します。
抜歯後の痛みの軽減に繋がるキッカケになると思うので、ぜひご一読ください。
ドライソケットとは
ドライソケットとは、抜歯後の穴に血餅と呼ばれる血のゼリーのようなものができず、露出した骨に炎症が起こることを言います。
穴が空いているため、食べカスが入りやすく炎症が起きやすいのです。
下の親知らずの抜歯の際になる方が多く、5人に1人くらいの確率で発症します。
ドライソケットを発症すると強い痛みを感じ、数ヶ月痛みが続くこともあります。
症状としては。抜歯後の痛みです。
通常は日を重ねる毎に痛みは軽減されますが、一週間以上痛みが引かず、むしろ痛みがましている場合はドライソケットが疑われます。
ドライソケットになる原因と対策
ドライソケットの原因としては、以下の三つが考えられます。
・うがいのしすぎ
・喫煙
・血行がよくなる行為
それぞれ詳しく見ていきましょう。
うがいのしすぎ
うがいのしすぎもドライソケットの原因になります。
抜歯後の穴に血餅を作ろうとしても、血餅は脆いため、うがいをしすぎると作れません。
抜歯後のうがいは最小限に留めるようにしましょう。
喫煙
喫煙をすると、血行が著しく悪くなりそもそも血餅を作るだけの血がでません。
そのため、抜歯後1ヶ月くらいは禁煙を心がけた方が良いでしょう。
血行がよくなる行為
血行がよくなる行為も、ドライソケットの原因になります。
血が塊づらくなってしまい、血餅が作れません。
血行がよくなる行為としては運動や飲酒、長風呂などが挙げられます。
ドライソケットの痛みから解放されるためにも、血餅ができる数週間は控えるのがオススメです。
まとめ
この記事では、抜歯後の痛みの原因であるドライソケットについてご紹介しました。
ドライソケットは露出した骨に直接、食べカスや汚れが入り込むので、かなりの激痛を伴います。
誰もが激痛が続くのは避けたいはずですので下記の行動には気をつけましょう。
・うがいのしすぎ
・喫煙
・血行がよくなる行為
“ママとこどものはいしゃさん”では、家族全員で来院しやすい雰囲気づくりを心掛けています。抜歯後の痛みについて悩んでいる方がいらしたら、ぜひお近くの”ママとこどものはいしゃさん”までいらしてください。