[ 小児矯正 ]

2020年10月9日

顎の骨が小さいことによるデメリット

小児歯科や矯正歯科では、歯並びに何らかの問題がある場合、顎の骨の状態を必ず見るようにします。例えば、顎の骨が小さかったり、発育が遅れていたりすると、歯並びに大きな悪影響を及ぼすことがあるからです。そこで今回は、子どもの顎の骨が小さいことによるデメリットをわかりやすく解説します。

▼上の顎が小さい場合

上の顎の発育が悪いと、出っ歯や乱ぐい歯、八重歯などになりやすいです。なぜなら、歯がきれいに並ぶためのスペースが不足してしまうからです。とくに、上の顎の幅が小さい子どもが多いので、問題がある場合は早期に適切な処置を施すことをおすすめします。

▼拡大床による治療

上の顎の幅が不足しているケースでは、拡大床による治療が有効です。緩徐拡大装置や急速拡大装置などを用いることで、効率良く上顎の幅を広げることができます。ただし、こうした拡大床による治療は、発育期の子どもにしか適応できません。

▼下の顎が小さい場合

下の顎の骨が小さい場合は、相対的に上の顎が前方へと突出するような形になります。専門的には上顎前突と呼ばれる不正咬合ですね。日本人に比較的多い症状なので、気付いた時点で早めに歯科を受診しましょう。

▼顎の骨が大きくても歯並びは悪くなる?

ここまで、上下の顎の骨が小さい場合の悪影響について解説してきましたが、反対に顎の骨が大きくても実は不正咬合を引き起こすことがあるのです。例えば、下の顎の骨が大きいと、下顎前突となって受け口の症状が現れます。上の顎の骨が大きい場合は、上顎前突の症状が現れることから、基本的に上下の顎の骨のバランスが重要であるとお考えください。

▼顎の発育が遅れる原因

子どもの顎の発育が遅れる原因としては、食習慣が第一に挙げられます。子どもの頃から軟らかいものばかり食べていると、顎の筋肉や骨が正常に発達せず、劣成長となってしまうのです。そのため、お子さまの顎を正常に発育させるのであれば、毎日の食事の内容に気を配りましょう。もうひとつの原因としては、「遺伝」が挙げられます。顎の形や大きさ、上下のバランスというのは、ある程度、遺伝によって決まっているので、生後の習慣や努力ではどうにもできない面も多々あります。ただ、そうした遺伝性の骨格異常でも、適切な小児矯正を受けることで改善できる場合もあります。

▼まとめ

このように、顎の骨が小さかったり、大きかったりすると、歯並びやかみ合わせに異常が所持ることがありますので十分注意しましょう。とりわけ受け口に関しては、早期に小児歯科で治療を受けた方が良いので、心当たりのある方は「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院に相談しましょう。

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