[ 予防 ]

2021年2月1日

虫歯予防のフッ化物応用で注意すべきこと

歯のとって良い効果をもたらすフッ素ですが、過剰に摂取することで体に悪影響が生じるという話を耳にしたことがあるかと思います。やはり、どんなに良いものでも過剰に取り込むと有害な作用をもたらすものです。そこで今回はフッ素を過剰に摂取した時に生じる健康被害についてわかりやすく解説します。

▼全身の症状

フッ素を過剰に摂取するということは、フッ素入りの水や錠剤、あるいは歯のフッ素塗布名に用いられる薬剤を飲み込むことを意味します。そうした事態が生じると、全身の症状として下痢や嘔吐、腹痛などが認められます。大量のフッ素は体にとって毒となるので体外に出そうとするものです。これをフッ素による急性中毒といいます。ただ、こういった急性の中毒症状は一時的なものであるため、身体にとって深刻なダメージが残ることは比較的少ないといえます。注意すべきなのはフッ素の慢性中毒ですね。

▼歯や骨に現れる症状

高濃度のフッ素が入った水などを長期間飲み続けると、歯のフッ素症や骨のフッ素症などを引き起こすことがあります。フッ素は歯や骨などの硬組織を強くする一方、過剰に摂取することで病的な症状を引き起してしまうリスクがあるのです。いずれも取り返しのつかない症状へと発展することから、早期に歯医者さんの診断を受けて、適切な処置を施す必要があります。

▼歯のフッ素症とは?

歯のフッ素症とは、フッ化物の過剰摂取によって歯に現れる病的な症状を意味します。この病気の一番の特徴は歯列全体に白や褐色のシミが生じる点です。これは審美面において大きなマイナスとなることから、コンプレックスにしている人も少なくありません。着色や変色が強いと、色調の改善に苦労するためできる限り予防することが大切です。

▼骨のフッ素症とは?

骨のフッ素症では、見た目が悪くなるという症状は認められません。なぜなら、骨は歯のように外側に露出していませんよね。ですから、審美面において問題となることはまずないのですが、骨が異常に硬くなって、運動障害などを引き起こすことがあります。これはある意味、歯の色調異常よりも深刻であることから十分な注意が必要といえます。ただ、そこまで症状が現れるまで過剰なフッ素を摂取するケースも極めてまれであるといえるでしょう。

▼まとめ

このように、一度にたくさんのフッ素を摂取したり、毎日のようにフッ素入りの飲み物をたくさん飲んだりしたら、フッ素による急性中毒や慢性中毒の症状が現れることがあります。そうした事態を回避するには、不安を感じた時点ですぐに「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院まで相談しましょう。お子さまの成長発育に関連した重要なことなので、小児歯科の歯医者さんに相談するのが一番です。

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