[ 予防 ]

2020年10月19日

舌小帯や上唇小帯の異常と対処法

子どもの歯並びやお口の健康を考える上で、舌小帯や上唇小帯の付着の仕方についてはしっかり観察しておく必要があります。もしもこれらの付着の仕方に異常があれば、いくつかのトラブルを引き起こしかねないからです。そこで今回は、舌小帯や上唇小帯の付着異常によって生じる悪影響をわかりやすく解説します。

▼舌小帯と上唇小帯とは?

おそらく、一般の人は「舌小帯(ぜつしょうたい)」や「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」といわれても何のことだかわからないですよね。専門性の高い言葉ですし、もしかしたら初めて耳にしたという方もいらっしゃることでしょう。そこでまず舌小帯について解説しますが、これは舌と口腔底とを結ぶヒモのようなもので、舌を上に挙げると自分でも確認することができますよ。一方、上唇小帯は文字通り上の唇の裏側と粘膜とをつなぐヒモで、手で上唇を持ち上げることで確認できます。

▼小帯の付着異常とは?

さて、今回のテーマである小帯の付着異常についてですが、これらは主に小帯が短かったり、高い位置に付着していたりすることでトラブルを引き起こします。そうした付着異常があると、歯並びを悪くしたり、舌の動きを制限したりするからです。ここからはそれぞれの付着異常で生じるトラブルについて詳しく解説します。

▼上唇小帯の付着異常による悪影響

上唇小帯が高い位置で付着することを「高位付着」といいます。上唇小帯の付着異常があると、正中離開と呼ばれる歯列不正を招きやすくなります。一般的には「すきっ歯」と呼ばれる歯並びですね。そのため、小さなお子さまで上唇小帯の付着異常があり、すきっ歯の傾向が認められた場合は、早期に治療を行った方が良いといえます。具体的には、上唇小帯を適切な長さに切除して、歯並びへの悪影響を排除します。

▼舌小帯の付着異常による悪影響

舌小帯の付着異常では、主に小帯が短いことで舌の動きが制限されます。舌の動きが制限されると、発音に支障が出るだけではなく、歯並びや顎の骨の発育にまで悪影響が及ぶことがあるため要注意です。舌小帯の付着異常でも小帯を適切な形に切除することで、舌の動きが改善されます。

▼異常に気付いたら早めの受診を

上唇小帯や舌小帯の異常に気付いたら、できるだけ早期に歯科を受診するようにしましょう。歯並びや顎の骨の発育に悪影響が出てからではデメリットが大きすぎます。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院なら、そうした小帯の付着異常にも柔軟に対応することができますよ。

▼まとめ

このように、歯並びや顎の骨の発育は、思いもよらないことが原因で促進されることがありますので、何か不安に感じることがでてきたら、すぐに「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院に連絡しましょう。

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