[ 小児矯正 ]

2020年2月26日

舌にまだら模様ができる地図状舌について

みなさんはご自分の舌の状態を観察したことがありますか?よくよく見てみると、小さな突起が舌全体を覆っています。この突起は、味覚を感じたり、食べ物を舌でうまくキャッチしたりすることに役立っています。しかし、体調の良い時の舌と体調の悪い時の舌とでは、少し様子が違って見えることがあります。

舌は健康状態のバロメーターのひとつです。舌の様子を観察することが、お子さんの体調の小さな変化を教えてくれることもあるのです。

地図状舌とは?

1~6歳の子どもの約15%にみられる“地図状舌”という症状があります。舌の表面にまだらに模様が出来、日によってその模様が変化し、地図のように見えることから“地図状舌”と呼ばれています。
しかし、地図状舌に関しては原因が不明で、詳しいメカニズムが分かっていません。地図状舌では不快感、違和感が主な症状で、痛みを伴うことはほとんどありません。しかし中には、舌の表面に熱さやヒリヒリするような感覚を感じることもあります。良性の病変で自然に治りますが、繰り返し起こることもあるため、地図状舌が続いている間は、辛いもの、酸味の強いもの、塩分の多いもの、熱い飲み物や食べ物といった刺激の強いものは控えるようにしましょう。

舌は体調のバロメーター

地図状舌の詳しいメカニズムは明らかになっていませんが、風邪や気管支炎、鼻炎などを患った子どもに起こりやすいことが分かっています。このように抵抗力が落ちている時には、十分に休息をとり、歯磨きやうがいをしっかり行うことで口腔内を清潔に保っておきましょう。

《地図状舌を早く治すために気をつけること》
・しっかり休養をとること
・規則正しい生活を送ること
・栄養を考えた食生活を心がけること
・口腔内を清潔に保つこと

地図状舌は自然に治ることがほとんどですが、なにか他の病気で免疫機能が落ちている可能性もあります。お子さんの様子を観察したうえ、念のため、小児科・耳鼻咽喉科を受診し、専門医に相談しておいた方が安心です。

舌は健康状態をうつす鏡です。是非、仕上げ磨きのときにお子さんの舌の状態を確認してあげてください。また、舌はとても敏感です。地図状舌を汚れだと思って歯ブラシでゴシゴシ擦ると、舌が傷ついてしまうので注意が必要です。

 

 

“ママとこどものはいしゃさん”では、正しい舌磨きのやり方や、それに使う舌ブラシやジェルなども取り扱っています。ご来院の際に、舌の清掃法についてお気軽にご相談ください。

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