[ 小児矯正 ]

2020年1月22日

生まれたばかりの赤ちゃんに歯が生えている⁉

一般的に初めての乳歯が生えてくるのは下の前歯で、それは生後6~9か月頃に生えてくることが多いです。歯の生えるころには歯ぐきがむずむずして、よだれが増えたり、機嫌が悪くなったりする子もいます。

しかし、中には、産まれたときから歯の生えている赤ちゃんもいるのです。生まれたばかりの赤ちゃんに歯が生えているとびっくりしてしまいますが、早期に適切な対処が出来れば、その後も特に問題ない場合がほとんどです。

先天性歯とは

産まれたときから生えている、もしくは生後2か月以内に生えてきた歯のことを、“先天性歯”と呼びます。先天性歯が見られるのは2000人に1人程度とされていて、女子より男子に起こりやすく、下顎の前歯部に1~2本みられることが多いです。これは、早期に生えてきた乳歯の場合と、過剰歯の場合とがあります。

先天性歯は、歯の根が作られておらず、ぐらぐらしていることが多いです。歯が動くと痛むため、授乳量に影響が出ることもあります。また、歯の先がとがっていると、ベロの裏に潰瘍が出来たり、お母さんの乳首を傷つけてしまったりすることもあります。

先天性歯への対処

早めに出てきた乳歯か余分な歯かどうかの判別は、レントゲン撮影による診断が有効です。ぐらぐらしていて今にも抜けてしまいそうであれば、間違って飲み込んでしまうことを防ぐため、早めに抜歯した方がよいでしょう。通常、抜歯は簡単で、麻酔も不要であることが多いです。

その歯が、ベロの裏やお母さんの乳首に傷をつける危険がある場合は、歯の先端を丸めて対応することもあります。丸めることで少しずつ歯の根が作られていけば、抜歯せずに温存することも出来ます。合併症もなく、グラグラもしていない場合、授乳に問題なければ放置しておいても構いません。

しかし、先天性歯は歯の構造が不完全なため、茶色がかった色をしていたり、表面がざらざらしてエナメル質が薄くもろかったりします。そのため、非常にむし歯になりやすいので、特に気をつけて管理していく必要があります。

先天性歯については歯科ではなく小児科で対応されることが多いので、担当医とよく相談し早めに適切な処置を受けてください。

本格的に歯が生えてくるのは生後6~9か月頃ですが、それまでの哺乳の仕方や、離乳食を摂る姿勢は、その後の顎や舌の発達に大きな影響を及ぼします。歯が生えていないうちは歯科医院に行きづらく思われるかもしれませんが、“ママとこどものはいしゃさん”では正しい発育を促す哺乳瓶やおしゃぶりなどもご紹介できますので、早めにかかりつけ医を見つけ、定期的に検診を受ける習慣をつけておきましょう。

 

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