[ 歯科医療の安全性 ]

2020年7月13日

歯の詰め物が取れたときの注意点

子どものむし歯治療でも、詰め物や被せ物を装着することがありますよね。それは大人のむし歯治療と同様です。そして、使用していく中で、詰め物や被せ物が外れるというトラブルも十分に起こり得ます。今回はそんな歯の詰め物や被せ物が取れた時の注意点をわかりやすく解説します。

▼子どもの歯の詰め物・被せ物について

子どもの歯に装着する詰め物や被せ物は、大人と異なる点が少々あります。例えば、「乳歯冠(にゅうしかん)」と呼ばれる被せ物は、子どもの歯科治療特有の補綴物といえます。文字通り、子どもの乳歯が対象となるもので、一般的な銀歯に酷似した修復物です。ただ、いわゆる銀歯ほど精巧に作られておらず、外れることも珍しくありません。ですから、乳歯冠が外れたら、いくつか注意すべき点が存在しています。

▼詰め物・被せ物を飲み込まない

詰め物や被せ物が外れた際、まず注意しなければならないのは、「誤飲しない」という点です。被せ物によっては、先端が尖っていることもあるので、飲み込んだあと、消化管を傷つけるリスクが生じます。ただ、多くの場合では、被せ物を飲み込んだとしても、数日経過さればそのまま便ともに排泄されていきます。

▼痛みや不快症状があればすぐに受診

歯の詰め物や被せ物を誤飲したあと、激しくせき込んだり、胃腸に痛みが生じたりする場合は、すぐにお医者さんや歯医者さんを受診しましょう。とくにせき込んでいる場合は、詰め物や被せ物が軌道へと入り込んでいる可能性が高いため、早急な対処が必要となります。大事をとって、耳鼻咽喉科などを受診することをおすすめします。胃に不快症状が生じている場合もレントゲン撮影などを実施して、詰め物や被せ物がどのような状態にあるのかを確認する必要があります。

▼取れたまま放置しない

歯の詰め物が取れた後、何もせず放置するのはよくありません。せっかく治療を施したのに、再びむし歯を発症してしまいます。また、上下の歯列のかみ合わせが変化することで、歯並び全体に大きな悪影響をおよぼすこともあり得ます。乳歯の既製冠の場合は、そのまま元に戻せることは少ないですが、再治療を行う際には貴重な情報源となりますので、念のため捨てずにとっておいてください。小児歯科を受診する際にはそれを持参して、これまでの経過を歯医者さんに説明しましょう。そうすれば再治療もスムーズに進んでいきます。

▼まとめ

このように、歯の詰め物が取れたときは、できるだけ早期に歯科を受診しましょう。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院なら、いろいろなケースにしっかり対応してくれますよ。

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