[ 小児矯正 ]

2020年3月23日

小帯の異常がもたらす歯並びへ影響

私たちのお口の中には「小帯(しょうたい)」と呼ばれる組織があることをご存知でしょうか?具体的には、舌小帯(ぜつしょうたい)や上唇小帯(じょうしんしょうたい)などが存在し、これらの付着の仕方が異常だと、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。今回はそんな小帯の異常がもたらす歯並びへの悪影響をわかりやすく解説します。

▼小帯とは?

小帯とは、口腔粘膜と歯茎、舌などをつなぐヒモそのような組織です。鏡を見ながら舌を上に挙げると、舌小帯を観察することができますよ。小帯の付着異常とは、主に長さが短かかったり長かったりすることで生じます。

▼上唇小帯の異常による悪影響

上唇小帯は、その名の通り上の唇と歯茎とをつなぐ組織で、付着部位が高くなると、「正中離開(せいちゅうりかい)」という歯並びの異常を引き起こすことがあります。正中離開とは、かんたんにいうと「すきっ歯」ですね。上の前歯の真ん中にすき間が生じる歯並びです。子どものころに上唇小帯の異常があると、すきっ歯を引き起こしてしまうことがありますので注意しましょう。

▼舌小帯の異常による悪影響

舌小帯とは、舌とお口の底部をつなぐ組織です。これが短いと、舌の可動域が減少してしまいます。すると、発音がしにくくなるという症状のほかに、低位舌(ていいぜつ)という状態が慢性化することにもなります。その結果、舌による圧力で上の歯列が広がるという効果が期待できなくなり、上顎歯列の狭窄という症状が現れることがあります。つまり、上の顎の歯列が狭くなってしまい、反対咬合や交叉咬合などの不正咬合を引き起こすのです。これは主に顎の骨の発育期に起こりますので、お母さまは十分に注意してあげることが大切です。

▼専門家のチェックが必要?

上述したような小帯の異常というのは、実際のところお子さまご本にはもちろんのこと、お母さまをはじめとしたご家族でも気付いてあげられないことが多いです。そのため、歯や顎の発育期には、定期的に歯医者さんに診てもらうことをおすすめします。小さい頃から歯科の定期検診を受けていれば、歯医者さんに通う習慣が身に付きますし、何より小帯の異常などを発見しやすくなるからです。ちなみに「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院なら、子どもの歯科治療に力を入れておりますので、そうした子どもならではのお口の異常も容易に発見できますよ。

▼まとめ

このように、小帯というあまり馴染のないものが歯並びの異常につながることがありますのでご注意ください。小帯についてさらに詳しく知りたい方は「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院までお気軽にご相談ください。

「ママとこどものはいしゃさん」加盟院の検索はこちら

ブログ

新着ブログ
予防
審美
小児矯正
歯科医療の安全性
歯科トピックス