[ 小児矯正 ]

2020年5月13日

小児矯正って本当に必要?

子どもの歯というのは、いつかすべてが大人の歯に生え変わりますよね。それだけに、小児期に見られる歯並びの異常は、それほど深刻に考えなくても良いように思えますよね。そもそも乳歯列期にきれいな歯並びを獲得しても、永久歯列期に乱れてしまったら元も子もありません。そういう意味で「小児矯正は本当に必要なの?」と疑問に思われる親御さまも少なくありません。そこで今回は、子どもの矯正治療を受ける必要性についてわかりやすく解説します。

▼小児矯正の目的

意外に誤解されがちなのですが、小児矯正は歯並びをキレイに整えるための治療ではありません。そうした1歯1歯の傾きや位置異常をていねいに治していく治療は「歯列矯正」の役割だからです。一方、小児矯正は顎の骨の異常を治す治療であり、顎骨の発育をコントロールするのが主な目的です。そのため、乳歯列期に歯並びをキレイに整えても意味がないのでは?という疑問自体、少し的が外れたものと言わざるを得ないのです。

▼骨格的な異常は小児期にしか治せない?

小児期は、全身の骨格が大きく成長していく時期でもあります。それは顎の骨も例外ではありません。ですから、骨格的な異常に由来する歯列不正や不正咬合は、発育期の真っただ中である小児期でなければ治せないといえます。これもまた小児矯正が重要である理由のひとつです。ちなみに、大人になってから骨格的な異常を治すとなると、外科手術が必要となります。外科処置によって顎の骨を切除し、その長さや位置を調整するのです。そんな大掛かりな治療を受けるのであれば、子どもの頃に矯正を受けて、自然な流れで歯並びの異常を治したいものですよね。

▼骨格的な異常を放置することのリスク

例えば、子どもの頃に受け口の症状が認められたとして、それをそのまま放置すると、当然のことながら大人になっても顎がしゃくれた状態が継続します。それは単に見た目が悪いというだけではなく、歯並びや噛み合わせに異常を引き起こしたり、発音障害を招いたりすることもあるのです。

さらには、顎に過剰な負担が強いられることで顎関節症を招き、重篤な症状を生じさせるケースもあります。ですから、小児矯正を受けるかどうかは別にして、何らかの異常が認められた場合は、一度小児歯科の先生に診てもらった方が良いといえます。そうした骨格的な異常が将来どのようなトラブルへとつながるのかも、ある程度予測することが可能です。

▼まとめ

このように、小児矯正には実にたくさんの作用が期待できるので、お子さまの歯並びやかみ合わせに異常を感じたら、「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院まで相談してみましょう。

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