[ 予防 ]

2020年4月29日

子供も歯周病にかかることがある?

歯周病というと、おじいちゃんやおばあちゃんがかかるもの、という認識をお持ちの方も少なくないことかと思います。実際、年をとるほどに歯周病のリスクは上昇していきます。けれども、「歯周病は日本人の国民病」と呼ばれるくらいですから、若い人も十分かかる可能性があるということも知っておいてください。さらにいえば、小さな子どもも歯周病のリスクがゼロではないのが現実なのです。

▼子どもがかかる歯周病とは?

歯周病というのは、大きく「歯肉炎(しにくえん)」と「歯周炎(ししゅうえん)」の2つに分類することができます。このうち歯周炎というのは、重症化した歯周病であり、小さな子供がかかることはまずありません。歯周病では歯茎だけではなく、歯根膜や歯槽骨といった歯周組織全体に細菌感染が生じている状態であり、極めて重篤な状態といえます。一方、歯肉炎は比較的軽度の歯周病であり、小さなお子さまでもかかる可能性があるといえます。

▼萌出性歯肉炎について

実は、小さなお子さまだからこそかかる歯周病もあります。それは「萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)」と呼ばれる歯周病です。歯が生える(萌出する)過程で生じる歯肉炎で、基本的には歯の周囲が不潔になることで発症します。これは歯がすでに生えそろっている大人はかからない歯周病といえるでしょう。その他、先天性の全身疾患などが原因で生じる歯周病もあります。

▼感染源は家族であることが多い

小さなお子さまが接する機会がある人間というのは、かなり限定的ですよね。しかも、歯周病菌がうつるとなると、かなり濃厚な接触をする間柄であり、それは基本的に家族といえます。ですから、お子さまの歯周病を予防する上では、まず何より家族全員が歯周病にかからない、あるいは歯周病の症状を悪化させないことが大切です。

家族が歯周病にかかっていなければ、お子さまが歯周病にかかるリスクも大幅に減少することは間違いありません。ただ、歯周病というのは一度かかってしまうとなかなか完治させるのが難しいこともありますので、歯並びが安定したり、歯磨きをしっかりと行えるようになったりするまでは、一定期間、濃厚接触を控えるというのもひとつの方法といえます。そうすることでむし歯の発症リスクも低下させることができますよ。

▼まとめ

このように、歯周病というのは高齢の方だけがかかる病気ではありません。若い人に加え、小さなお子さまも発症するリスクがあるため十分注意しましょう。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院なら、そうした子どもの歯周病予防についても有効なアドバイスをもらうことができますよ。気になる方は気軽に相談してみましょう。

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