[ 小児矯正 ]

2019年12月26日

子どもの顎関節症について

“顎関節症”という病名を、おそらく一度は聞いたことがあるでしょう。顎関節症は成人女性に多くみられる慢性疾患です。しかし、実は子どもの患者さんも少なくない病気で、学校検診のチェック項目のひとつにもなっています。

 

顎関節症の症状

 

子どもの顎関節症では、「口を大きく開けたときに耳のあたりでポキポキ音がする」「口を開け閉めするときに耳のあたりが痛む」というのが多い症状です。大人の顎関節症に比べて症状は軽いことが多いですが、初期の段階で処置せずに放置すると、まれにではありますが、頭痛や腰痛、めまいなど、顎だけでなく全身に症状が広がってしまうこともあります。

 

顎関節症の原因

子どもの顎関節症は、癖や生活習慣、ストレスに加え、歯の生え変わりによる噛み合わせの大きな変化などが積み重なって発症します。良くない癖の代表的なものには、ほおづえや片側噛み、うつぶせ寝などがあります。また、現代の子ども達は、受験や習い事などの過度な競争により、大きなストレスを受ける機会が増えています。それらのストレスから、歯ぎしりや食いしばりをするようになり、それによって顎関節症になる子も居ます。

 

顎関節症への対処法

まず、顎関節症にならないために、その子の成長段階に合った正しい食事を摂ることで、顎の発達を促すことが大切です。よく噛んで上手に飲み込める子になるように、離乳食や幼児食のときから、舌や口腔周囲の筋肉を鍛えることを意識しておきましょう。

もし、顎関節症になってしまったら、まずはその原因を突き止めることが第一です。顎に負担のかかる癖があるようなら、それをやめるようにしなければいけません。ストレスが原因なら、ストレスの元を見つけだし、ストレスが少なくなるように生活を変えるか、上手にストレスを発散できる方法を見つける必要があります。歯並びや噛み合わせに原因があるなら、マウスピースを装着したり、歯の矯正をしたりする歯科医院での治療が必要です。

 

 

子どもは顎関節症という病気自体を知らないことが多いため、たとえ顎関節症になってしまっても、その症状をうまく伝えることが出来ません。親御さんが顎関節症に対する正しい知識を持っていれば、早めに対処できるでしょう。

顎が痛いと美味しくご飯が食べられませんし、歌ったり話したりすることもつらくなってしまいます。

顎関節症の症状を和らげる簡単な顎の体操もありますので、お子さんの顎関節症に気づいたら、ぜひ早めに“ママとこどものはいしゃさん”に相談にいらしてください。

 

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