[ 予防 ]

2020年3月5日

子どもの虫歯治療は大人と違う?

虫歯治療というのは、年齢にかかわらず同じことをするように思われがちですが、実際は子どもと大人で少し異なります。こここではそんな子どもの虫歯治療が大人と異なる部分についてわかりやすく解説します。

▼必ずしも完治させる必要はない?

大人の歯が虫歯になった場合は、必ず完治させなければなりません。虫歯というのは自然に治らない病気ですし、放置すればどんどん進行して、より重症度の高い病気へと発展するからです。そのため、虫歯菌に侵された歯質はすべて削り落とします。歯の根っこの治療であれば、根管内をきれいにお掃除した後、ガッタパーチャなどを充填します。一方、乳歯の虫歯となると、そこまで徹底した処置が難しいことの方が多いです。それだけに完治させるところまでは行わず、虫歯の進行を止める程度にとどめるケースも多々あるのです。

▼サホライドで虫歯の進行を止める

虫歯の進行を止める方法としては「フッ化ジアンミン銀」から構成される「サホライド」がよく用いられます。虫歯になった部分にサホライドを塗布し、虫歯がそれ以上進行しないよう処置します。その結果、虫歯が完治することはありませんが、進行することで後続の永久歯に悪影響を与えるのを防ぐことが可能となります。あるいは隣り合う歯に虫歯が広がるのを防止するのにも役立ちます。

▼被せ物を装着することが多い

大人の歯の虫歯では、軽症であればレジン充填、中等度であってもインレーのような詰め物で対応し、できるだけ被せ物を装着することは避けるようにします。被せ物を装着するとなると、歯を削る量も増えてしまうからです。一方、乳歯の場合は「乳歯冠(にゅうしかん)」と呼ばれる被せ物を選択することが比較的多いといえます。それだけ聞くとデメリットの方が大きいようにも思えますが、メリットの方が大きい場合に選択されますのでご安心ください。具体的には、レジン充填やインレーで対応してもすぐにまた虫歯を再発してしまいそうなケースでは、乳歯冠で治療を行います。

▼根管治療の違い

乳歯の根管治療では、根管内を滅菌後にガッタパーチャを充填しません。これはガッタパーチャが自然と吸収されない材料だからです。乳歯はいずれ永久歯と生え変わる必要があり、歯の根っこも自然と吸収されていきます。その時、ガッタパーチャのような異物が残存してしまうといろいろな悪影響が生じます。

▼まとめ

このように、乳歯と永久歯とでは虫歯治療の方法や方針、目的などが異なってきます。それだけに「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院のような小児歯科治療に長けた歯医者さんに治療をお願いするのが一番といえるのです。

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