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[ 予防 ]

2018年5月16日

子どものムシ歯…原因はママのお口にあった!?感染に注意!

ご存じですか?ムシ歯の原因

お口に関する様々な情報を発信している、ママとこどものはいしゃさんポータルサイト。今回のテーマはムシ歯についてです。皆さんはムシ歯の原因をご存じですか?実はムシ歯は、お口の中の細菌(ミュータンス菌)が原因。人間のお口の中には多かれ少なかれ細菌が存在していますが、歯が生えていない赤ちゃんのお口に細菌は存在しません。ではなぜムシ歯になるのでしょう。原因は、ママやパパ、兄弟など周囲の人のお口。ムシ歯菌は、だ液から感染します。食事中にお箸やスプーンを共有する、口移しで食べ物を与える、キスをするなどの行動から、赤ちゃんのお口にムシ歯菌が侵入し、増殖してしまうのです。ママにムシ歯が多い場合、お子さんもムシ歯になりやすい傾向にあるとの研究結果も報告されています。小さなお子さんがいらっしゃる方は特に、ママとこどものはいしゃさんで早めにご相談ください。

特に注意を!ムシ歯菌に感染しやすい時期

感染の危険性が最も高まるのが、「乳歯が生え始める頃~3歳頃まで」。この時期にしっかり注意して感染リスクを遅らせるだけでも、お子さんのムシ歯リスクは減少すると報告されています。

感染予防のために何をすればいいの?

ムシ歯菌の感染は、ママやご家族の口腔内を清潔な状態に保つことで、予防できます。具体的な方法を見てみましょう。

■家族のムシ歯を治療

歯みがきをどんなに頑張ってもムシ歯があると、口腔内は細菌が増えやすい環境のままです。ママやパパ、兄弟など周囲の家族にムシ歯がある場合、お子さんの乳歯が生え始めるまでに治療を終わらせておきましょう。

■定期的なクリーニング

日常の歯みがきでは、全ての汚れを取ることはできません。歯科医院で行う歯のクリーニングでは、歯ブラシが届きにくい部分や細菌の塊である歯垢(プラーク)もキレイに除去。プロの手で汚れにくい清潔なお口へと導きます。感染を防ぎお口の健康をキープするためにも、家族全員で定期的に歯のクリーニングを行いましょう。

■お子さんと食器を共有しない

だ液からムシ歯菌は感染するため、スプーンやお箸はもちろん、コップやペットボトルなども共有しないよう注意してください。

■食後のキシリトールガムを習慣づける

ムシ歯が少ないことで知られるフィンランドでは食後にキシリトールガムを噛むことで、家族からの感染低下に効果をあげています。1日2~3回、5分~10分噛みましょう。味がなくなっても噛めば噛むほどだ液が分泌されムシ歯予防効果が高まるため、なるべく長時間噛み続けることをおすすめします。また、近年キシリトールガムはスーパーやコンビニでも手軽に購入できますが、購入前に必ず「糖類」と「キシリトールの含有量」をチェックしてください。キシリトール100%のガムでないと、効果は期待できません。歯科医院で購入できるキシリトールガムはほとんどが含有量100%なので、おすすめです。

■フッ素を塗布

生え始めたばかりの弱い歯にフッ素を塗るとエナメル質が強化され、歯が強くなります。歯が生えてきたら歯科医院とご自宅でフッ素を塗布してあげましょう。ムシ歯になりにくいうえ、万が一ムシ歯になった場合でも、軽度で済む傾向があります。

ママの健康=お子さんの健康

子どもの頃にムシ歯で辛い思いをしたため、我が子には同じ思いをさせたくないと考えるママも多いでしょう。そのためにはまず、ママをはじめ大人たちのお口をムシ歯菌のない健康な状態にすることが先決です。定期的に歯科医院でクリーニングを受ける、キシリトールガムを噛むなど小さな行動の積み重ねが、大切なお子さんをムシ歯から守ります。ママとこどものはいしゃさんで家族全員、感染予防に取り組んでみてはいかがでしょう。