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2020年7月15日

子どものフッ素塗布を開始する時期

むし歯予防に効果があるものとしては、「フッ素」が有名ですよね。おそらく、皆さんも毎日の歯磨きに活用していることかと思います。薬局やドラッグストアをのぞいてみると、フッ素が配合されていない歯磨き粉を探す方が難しいといえます。また、歯科医院のフッ素塗布を受ける人もどんどん増えてきています。今回はそんなフッ素塗布に関して、子どもはいつくらいから受け始めるのが良いかをわかりやすく解説します。

▼発育に影響はない?

子どものフッ素塗布を検討する上で、第一に考えるべきなのは、発育への影響です。歯のフッ素症と呼ばれる病気があるくらいですから、不安に感じている親御さまもいらっしゃることでしょう。ただ、歯のフッ素症を発症するリスクがあるのは、あくまでフッ素を身体に中に取り込んだ場合です。例えば、フッ素が溶けたうがい薬を大量に飲み込んだ場合などに、中毒症状が現れます。一方、歯科医院で受けるフッ素塗布というのは、あくまで歯の表面にフッ化物ジェルを塗り付けるだけなので、身体の中に取り込むということはありません。ですから、発育に悪影響を及ぼすということもあり得ないのです。

▼乳歯にも効果はある?

乳歯と永久歯とでは、さまざまな点に違いが見られます。例えば、乳歯の方が永久歯よりも未成熟であるのは、皆さんもご存知のことかと思います。これは乳歯のエナメル質の石灰化度が低いことに由来しており、それこそ正にフッ素塗布の出番といえます。なぜなら、フッ素はエナメル質の石灰化を促す作用が期待できるからです。そういう意味では、乳歯へのフッ素塗布は、永久歯以上に高い効果が見込めるともいえます。

▼乳歯が生えてきたら一度受診

小児歯科への受診を開始する時期とも重なりますが、子どもの歯である乳歯が生えてきたら、フッ素塗布を検討しても良いかもしれません。もちろん、始めに生えてくるのは上下の前歯ですし、もともとむし歯にはなりにくいのですが、予防を徹底したいのであれば、積極的に受診しましょう。それほど急がないのなら、乳歯列が完成する3歳くらいから始めても良いかもしれません。また、6歳臼歯が生えてくる頃には、むし歯のリスクが大きく上昇しますので、シーラントも含めた予防処置をしっかり受けるようにしましょう。

▼まとめ

このように、子どものフッ素塗布を開始する時期は、厳密には決まっておりません。最初の乳歯が生えてきてからでも良いですし、乳歯列が完成してからでも遅くはありません。それも含めて「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院に相談してみてはいかがでしょうか。きっと、有益なアドバイスをしてくれますよ。

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