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[ 小児矯正 ]

2019年11月20日

子どものむし歯は減っているのか

「歯科医院はコンビニの数ほどあるのに、虫歯になる人はどんどん減っている。よって歯科医師過剰である。」というようなニュースや記事を見たことのある人もいると思います。

近年の日本では「予防医学」対する関心の高まりから、むし歯を持つ子どもの割合も急激に減少してきています。ある調査では、定期的に歯科を受診する子供の割合は全体の約45%で、その半数以上はフッ素塗布や定期健診といった「予防」を目的としたものであったと報告されています。これは自治体での小児医療費助成制度の拡充により医療費負担が軽減され病院を受診しやすくなったことや、妊娠中から産婦人科などで赤ちゃんの口腔ケアに関する講座が開かれることで親御さんの子どものお口の健康に対する興味関心が高まってきたことが理由として考えられます。

学校検診の意味

しかし、日々の診療を通して感じるのは「むし歯の子たちはまだかなりの数いる」ということです。保育園や学校の歯科検診で「むし歯なし」の結果をもらってくる子はたくさんいます。ただ、学校の検診というのは、むし歯じゃない保証をするというよりも、「確実にむし歯」という子を抽出しているというイメージに近いかなと思います。というのも、実際に歯科医院でむし歯チェックをするときは、診療台に横になり、目が開けていられないくらいまぶしいライトや風を当てる機械を使ってくまなくチェックしていくのに対し、学校検診は一度に大勢の子供さんを短時間に見ていく必要があるので、小さなむし歯は見落とされてしまうことも少なくないからです。

学校検診むし歯0でも安心しないで

学校検診の結果が例えむし歯0でも、歯科医院でのダブルチェックをおすすめします。学校検診で見つけられなかったむし歯が見つかっても、初期の小さなむし歯なら簡単な治療で済むこともあります。もし本当にむし歯が0だったら、喜んで予防処置を受けてください。また、歯科医院で確認のためレントゲンを撮ることもすすめられることもあるかと思います。歯と歯の間のむし歯がないかどうかの確認目的で撮影することが多いのですが、その時たまたま他の病気が見つかることもあります。最近はもともと永久歯のない(先天欠損といいます)子にも結構な頻度で出会います。レントゲンを撮ることであらかじめそこに永久歯がないと判明すれば、より一層乳歯を大切にしないといけません。

 

ライフスタイルの変化や健康意識の高まりにより、昔に比べ子どものむし歯が減っていることは確かです。それとともに歯医者の役割も「治療」だけでなく「予防」することが普通になってきています。是非、“ママとこどものはいしゃさん”で子供の成長を一緒に見守ってくれる、あなたの信頼できるかかりつけ医を見つけてみてください。

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