[ 歯科トピックス ]

2019年12月17日

子どもと大人では食べ物の飲み込み方が違う?

私たち人間は、子どもであっても大人であっても食べ物の飲み込み方というのは同じであるように思えますよね。そもそも食べ物や飲み物を飲み込むという行為は、無意識のうちに行われるものであるため、そのことについて深く考えたことのある人の方が少ないかもしれませんね。ただ、小さなお子さまがいらっしゃる場合は、そうした「嚥下(えんげ)」と呼ばれる行為についてもしっかり理解しておいた方が良いといえます。そこで今回は、子どもと大人では食べ物の飲み込み方が違うという点について、わかりやすく解説します。

▼乳児型嚥下って知っていますか?

実は、まだ固形物などを食べることができない乳児は、私たち大人とは異なる嚥下方法で食べ物や飲み物を飲み込みます。これを専門的には「乳児型嚥下(にゅうじがたえんげ)」といいます。乳児型嚥下は、舌を前方に突き出すのが大きな特徴です。これはお母さんのおっぱいを吸うのに適した状態といえます。赤ちゃんはお母さんの乳首を吸って、効率よくおっぱいを吸わなければならないため、このような形での嚥下となります。ちなみに、お口は開いたままです。もしもこの方法で大人が嚥下を行ったらどうなるでしょうか?お口の中の食べ物はこぼれてしまいますし、何より飲み込むこと自体難しそうですよね。そこで私たち人間は、成長する過程で乳児型嚥下から成人型嚥下(せいじんかたえんげ)へと移行していくのです。

▼成人型嚥下

成人型嚥下では、小児型嚥下のように舌を前方へと突き出すようなことはしません。むしろ舌を後方へと引き下げて、咀嚼によって生じた食塊(しょっかい)をのどの奥へと送り込む動作が主体となります。また、当然ですが嚥下の最中はお口を閉じているのが普通です。この成人型嚥下への移行は、どんなお子さまにも必要なことですので注意しましょう。もしもいつまで経っても乳児型嚥下が残ってしまうようであれば、何らかの処置が必要になるかもしれません。

▼まとめ

乳児型嚥下が残ってしまい、食べ物を飲み込む際に舌を前方へと突き出してしまうことを「異常嚥下癖(いじょうえんげへき)」といいます。こうした習癖が存在していると、正常に食べ物を飲み込めないだけではなく、歯並びの異常を引き起こすことにもなるため、早期に治療を受ける必要があります。ですから、いつまで経ってもうまく飲み込めないなどの症状が気になる場合は、いつでも「ママとこどものはいしゃさん」加盟院までご相談ください。もちろんすべてのケースで治療が必要になるわけではありませんので、まずはどんな状態んいあるのかを診査する必要があります。

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