[ 小児矯正 ]

2020年3月10日

子どもがのどに何か詰まらせたときの対処法

子どもは口の感覚を使って多くのことを学習するため、なんでもすぐに口の中に入れてしまいます。「少し目を離した隙に、子どもが異物を口に入れていてヒヤッとした」という経験のあるお母さんはきっとたくさんおられるでしょう。
まずはのどに異物を詰まらせないような環境づくりが大切ですが、万が一のため、子どもがのどに詰まらせたときの対処法を知っておいた方が安心です。

子どもがのどにつまらせやすいもの

東京消防庁によると、のどに何かを詰まらせて救急搬送された子どもの多くが、食品をのどに詰まらせたケースだったようです。そしてその内訳は、飴やナッツのような粒状のもの、粉ミルクや牛乳などの液体、パンやポテトチップスなどその形状はさまざまです。
歩きながら食べたり、食事中にテレビがついていたりすると、食事に集中できず、のどに詰まらす可能性が上がります。まずは子どもに対してよく噛んで食べるように話をして、落ち着いて食事できるような環境作りから始めましょう。
食べ物以外では、スーパーボール、風船、シールなど、口に収まってしまうあらゆるものに注意が必要です。

子どもがのどに詰まらせたときの応急処置

口に含んだ異物が手前の方にあるうちは、指で取り除くことも可能です。
しかし、のどの奥の方までいってしまった場合、無理に指でとろうとするとさらに奥まで押し込んでしまうこともあります。のどの奥までいってしまっている場合、子どもに意識があるなら背部叩打法やハイムリック法で対処できることがあります。

・背部叩打法
① 子どもの太ももの上にうつぶせに乗せる
頭の位置が体の位置より低くなるように気をつける
乳児の場合は手のひらで顎をしっかり支える
② 肩甲骨と肩甲骨の間を力強く5回程度叩く

・ハイムリック法(腹部突き上げ法)
1歳以上の幼児へのみの適応です。
① 子供を立たせ、背後から脇の下に腕を差し込み抱きかかえる
② 出来るだけ体を密着させ、子どものみぞおちの下で片方の手を握り拳にする
③ 拳で腹部を上方に圧迫する

背部叩打法もハイムリック法、いずれも意識がある場合の対処法です。もし完全にのどに詰まらせ意識がないなら、速やかに119番に通報し、救急車の到着を待つ間に心肺蘇生を開始しましょう。

 

“ママとこどものはいしゃさん”のスタッフは、救急時に備え誤飲の対処法のトレーニングも受けています。みなさんも、念のために備え、応急処置の方法を知っておいたほうが安心です。
「ママとこどものはいしゃさん」加盟院の検索はこちら

ブログ

新着ブログ
予防
審美
小児矯正
歯科医療の安全性
歯科トピックス