[ 予防 ]

2021年11月15日

妊娠中は歯周病にかかりやすいって本当?

近い将来に妊娠を予定している人や今現在、妊娠している人は、歯周病に注意しましょう。妊婦さんは歯周病にかかりやすいだけでなく、重症化することでお腹の赤ちゃんにまで深刻な悪影響を及ぼすことがあるからです。そこで今回は、妊娠と歯周病の関係についてわかりやすく解説します。

▼妊婦さんは歯周病にかかりやすい

妊婦さんには「妊娠性歯肉炎」という特別な病気があります。その名の通り妊娠中にかかる歯肉炎なのですが、なぜわざわざ「妊娠」という言葉がついているかというと、女性は妊娠中に歯周病のリスクが上昇するからです。もちろん、むし歯のリスクも上がりますが、歯周病に関してはとくに注意が必要といえます。

▼女性ホルモンのアンバランスが原因?

妊婦さんは、妊娠を維持するために女性ホルモンの分泌が活発になります。その中でも「エストロゲン」は歯周病菌の大好物であり、その分泌が増えると歯周病のリスクも自ずと上昇してしまうのです。

▼妊婦さんは口内環境が悪くなりやすい

妊娠中は、お口の中が乾燥しやすくなったり、つわりの影響で歯磨きしにくくなったりすることで、口内環境が悪くなります。そうするとむし歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなり、それぞれの発症リスクも上昇するのです。そのため、妊婦さんは妊娠前よりも徹底した口腔ケアが必須となります。

▼歯周病が重症化することのリスク

歯周病が重症化すると、早産・低体重児出産のリスクが上昇します。これはお口の中で繁殖した歯周病菌が血流に乗って全身へと巡り、子宮においても細菌感染や炎症反応を引き起こすからです。妊娠中の女性やお腹の赤ちゃんにとって早産・低体重児出産ほど深刻なトラブルはありませんので、歯周病の重症化だけは絶対に避けるようにしましょう。

▼妊娠中でも歯周病治療を受けられる?

妊娠中に歯周病にかかってしまっても、そもそも歯医者さんで治療を受けることができないのでは?と思われている方も少なくないことでしょう。確かに、妊娠初期や後期に歯科治療を受けることはあまりおすすめできません。処置の内容によっては母子に何らかの悪影響が及ぶ可能性もあります。ただ、安定期である妊娠中期なら、歯周病治療程度の処置で大きなトラブルが引き起こされることはありませんのでご安心ください。むしろ歯周病を放置して早産・低体重児出産のリスクを引き上げてしまうことの方が危険といえます。

▼まとめ

このように、妊娠をしている女性は、歯周病に十分な注意を払う必要があります。妊娠中に歯周病にかかったら、適切な時期に治療を受けるようにしましょう。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院なら安全かつ確実に、妊婦さんの歯周病治療を行ってくれますよ。

「ママとこどものはいしゃさん」加盟院の検索はこちら

ブログ

新着ブログ
予防
審美
小児矯正
歯科医療の安全性
歯科トピックス