[ 予防 ]

2021年8月1日

外傷による歯の変色と治療法

元気なお子さまは、毎日室内や室外を駆け回っていることかと思います。誤って転んでしまうことも多々あることでしょう。その際、顔面をぶつけてしまい、歯が黒く変色することもあります。今回はそんな時の対処法についてわかりやすく解説します。

▼歯が黒く変色するのはなぜ?

歯に強い衝撃が加わって、黒く変色していくのは、歯の神経が死んでしまったからです。これは子どもの歯である乳歯に限らず、永久歯でも起こり得ることです。歯の神経は一度死んでしまうと、もう二度と再生はしません。ですから、歯の黒い変色も自然に改善することはないものとお考えください。

▼歯の変色を改善する方法

永久歯の変色に関しては、改善する方法がいくつかあります。最もポピュラーなのは、セラミックなどによって黒ずんだ歯質を置き換える方法です。いわゆるセラミック治療ですね。黒くなった歯質を削って、白い被せ物を装着することで歯の変色を改善することができます。ラミネートベニアと呼ばれる方法であれば、歯を削る量を最小限に抑えることが可能です。一般的なホワイトニングでは、失活歯の変色を改善することはできません。ウオーキングブリーチという、特殊な漂白処置を施すことで、歯を内部から白くすることが可能です。

▼乳歯の変色は治療できない?

上述した方法は、あくまで永久歯の変色の改善法です。それをそのまま乳歯に適応することはほとんどありません。なぜなら、乳歯はいずれ永久歯に生え変わるからです。もちろん、見た目が気になってしまうというお子さまもいらっしゃるかと思いますが、歯をはじめとした口腔周囲の発育を妨げるような治療は控えた方が望ましいといえます。ただし、乳歯の外傷に対する処置は必要となりますので、必ず歯科を受診するようにしましょう。

▼外傷を放置すると細菌感染のリスクが生じる

外傷による歯の変色自体はとくに問題はないのですが、死んでしまった神経に感染が引き起こされるリスクが存在しています。ですから、歯を強く打ち付けて場合は、しっかりと診査しなければなりません。ケースによっては根管治療を行うこともあります。そのまま放置すると、次に生えてくる永久歯にまで悪影響が及ぶこともありますのでご注意ください。

▼まとめ

このように、ぶつけた歯が黒く変色してきた場合は、すぐに歯医者さんを受診しましょう。歯の色は改善できないかもしれませんが、永久歯への悪影響などを排除することは可能です。ですから、お子さまの歯の外傷でお困りの際は「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院までお気軽にご相談ください。子どもの歯科治療に長けた先生がしっかり診てくれますよ。

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