[ 予防 ]

2020年2月17日

哺乳瓶で虫歯のリスクが上がる理由

皆さんは「哺乳瓶う蝕(ほにゅうびんうしょく)」という病気をご存知でしょうか?哺乳瓶による哺乳が原因で虫歯が発生する現象で、歯が生えて間もない赤ちゃんに起こりやすい病気となっています。ここではそんな哺乳瓶う蝕についてわかりやすく解説します。

▼哺乳瓶が原因の虫歯?

哺乳瓶が原因の虫歯と聞いてもあまりピンとこない人の方が多いことかと思います。哺乳瓶というのは、ほとんどの赤ちゃんが使用するものですし、それが原因で虫歯になったらたまったものではありませんからね。実際、適切な方法で哺乳瓶を活用している分にはとくに問題は生じません。問題となるのは不適切な使用方法です。

▼上の唇の内側にミルクが停滞する

哺乳瓶を使用して授乳すると、赤ちゃんの唇の内側にミルクが停滞する傾向にあります。これをそのまま放置したり、眠る直前まで授乳していたりすると、お口の中に甘いものが残り続けることとなりますのよね。ミルクには当然、糖質が含まれており、それをエサに虫歯菌が活動を活発化します。その結果、虫歯の発症リスクが高まるのです。

▼哺乳瓶の使用が悪いわけではない

ここで注意しなければならないのが哺乳瓶使用の是非です。赤ちゃんの授乳に哺乳瓶を活用することはとても合理的なことですし、虫歯のリスクが上昇するからといってやめる必要はありません。大切なのは哺乳瓶を使用したあと、きちんとお口の中をケアしてあげるかどうかです。哺乳瓶を使用して授乳したあと何もケアせず放置すれば、虫歯のリスクも上昇してしまうので十分な注意を払う必要があります。

▼上顎乳中切歯に好発する

ちなみに、哺乳瓶う蝕は、上の前によく発生します。専門的には「上顎乳中切歯(じょうがくにゅうちゅうせっし)」と呼ばれる歯です。比較的目につきやすい歯なので、日ごろから何か異常がないかをチェックしておきましょう。哺乳瓶による不適切な授乳が続くと、上の奥歯にも虫歯が発生しやすくなります。いずれにせよ、生えてきたばかりの乳歯が虫歯になってしまうので、そうした事態は絶対に避けるべきだといえます。最低限、哺乳しながら眠らせることだけは控えましょう。乳歯は永久歯よりも虫歯にその進行も早いので可能な限り予防する必要があります。

▼まとめ

このように、哺乳瓶の使用方法やその後オーラルケアが不適切だと、哺乳瓶う蝕を引き起こすことがありますので注意しましょう。「ママとこどものはいしゃさん」では、正しい哺乳瓶の活用方法や赤ちゃんのお口のケア方法などをわかりやすく説明しています。ですから、哺乳瓶う蝕などが心配な方は、いつでも気軽に相談してみましょう。

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