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[ 予防 ]

2019年5月16日

予防歯科にかかる費用ってどのくらい?

予防歯科にかかる費用は?

近年、むし歯や歯周病に対する予防として、注目を浴びている予防歯科処置ですが、

基本的なコンセプトは、「病気になってから治療するのではなく、むし歯や歯周病にならないようにする」ということです。ただ、自宅で日々行う歯磨きはいいけど、定期的に歯科医院に通うのは面倒くさいし、お金もかかりそうと思う方も多いかと思います。

実際にどのくらいの費用がかかるのか?を調べてみましょう。

定期的に歯医者さんに通って予防をした場合

予防歯科で行われるPMTCは、病気の治療が目的の診療ではないので、原則自費診療です。

しかし、歯周病が悪影響を及ぼす可能性のある方や、歯茎の再生治療などの外科的な処置を受けた方に限り、1ヶ月に1度という条件付きで、保険診療で受診できます。更に、2016年の厚生労働省による診療報酬改定において、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所という認定基準を新設致しました。これは厚生労働省が定める基準を満たした歯科医院が認定され、保険適用の枠組みを広げ、むし歯や歯周病の重症化を予防しようという目的の元創設されました。具体的に言うと、小児のフッ素塗布や歯周病の安定期の治療、検査や歯石除去、歯の着色の除去などの保険適用にならない、もしくは保険を利用して行うと、一定の期間を開ける必要がある治療が毎月保険で行えるようになります。

ではこれらを踏まえて、実際にどれぐらいお金をかかるか見ていきましょう。

推奨されている、3か月に1度メンテナンスを受けたとすると、1年間にかかる費用は、保険診療の場合だと、平均金額3,000円×4回=12,000円となります。

例として20歳から80歳まで通ったとすると、12,000円×60回=720,000円となります。

結構な金額かかるなと思ってしまいますよね。では上記のように予防歯科をせずに治療型歯科の場合はどうなるでしょうか。

 

治療のためだけに歯医者さんに通った場合

例えば、むし歯の治療費を目安に考えてみましょう、初期段階のむし歯(削りから詰め物)なら保険診療で1500~5000円となります。神経に達するほどの重度のむし歯の場合なら保険診療で9,000~20000円となります。更に抜歯となった場合、差し歯やブリッジの価格は保険適用で3000円~20000円、インプラントなら1本で30万~60万かかります。

これだけ見ると、予防歯科より治療型歯科の方が安く済むように感じます。しかし治療費とメンテナンス費用だけを見て判断するのは早計です。なぜかと言いますと、むし歯というものは一度直せば、元通りになるというものではありません。治療後の再発リスクがあります。ある研究によれば、歯科患者に30年間で発生するむし歯の80%が再発であったという結果があります。

また、抜歯の後に差し歯を入れたとしても、差し歯の平均寿命は8年ほどといわれており、長持ちさせるには定期的なメンテナンスと日々の細かなケアが必要となります。インプラントも同様です。再発するごとに治療し、メンテナンス費用もかかるとそれだけ、金額負担も増えていきます。

予防で通った方が生涯医療費が安くなる

実際、統計データでも「定期的に歯医者に通って予防した方が生涯医療費が安くなる」というデータもあります。

定期的な検診を受けて、しっかりと予防を行っていけば、メンテナンス費用のみで済むので、予防歯科を行うことが結果的に時間やお金の節約につながります。

しばらく歯医者に行っていない、という方は検診だけで行くのもOKです!ぜひお近くの「ママとこどものはいしゃさん」にご相談ください。