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[ 予防 ]

2019年6月13日

予防歯科って何をするの?

注目されている「予防歯科」

近年、予防歯科に注目が集まっています。予防歯科とは、歯が痛くなったり、着色がひどくなってから、歯科医院にかかるのではなく、定期的に歯科検診を受け、むし歯や歯周病などを未然に防ぐことを目的とした治療のことです。予防歯科は、欧米では既に浸透しているところが多いです。

日本でも2012年に、厚生労働省が予防歯科推奨の基本的事項の制定など、予防歯科の重要性が認められてきました。今回のママとこどものはいしゃさんブログでは、実際に予防歯科の一般的な流れについてまとめました。

予防歯科って何をするの?(予防歯科の流れ)

  1. 歯ブラシの仕方、むし歯や歯周病のチェック

まず最初に、口内状況の確認をします。患者さん自身が歯磨きをし、その後に染め出し液を使用し、歯垢が見える状態にし、歯磨きが出来ていない部分を見てもらいます。

このような磨き残しがある部分が、むし歯や歯周病の原因となるので、この結果を見つつ、日々の歯磨きを見直し、歯科衛生士から指導を受けます。またこの時に、口腔内のむし歯や歯周病の有無をチェックします。

  1. 歯石とバイオフィルムの除去

日々の歯磨きでは落とすことが難しい歯垢や歯石や、歯と歯の間と歯周ポケットなどに溜まる、粘性の細菌集合体(バイオフィルム)を超音波による、専用の機械で除去を行います。これらのことをPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)と言います。

普段の歯磨きではケアが難しいところも含めて、徹底的に口内をクリーニングし、むし歯や歯周病の原因となる歯垢と歯石を除去することにより、口内を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑えます。

  1. 表面を研磨とフッ素塗布

先ほどの歯石やバイオフィルムの除去に使用した超音波の専用の機械で汚れを落としたばかりの歯は、表面がざらついており、そのままの状態にしておくと、歯垢や細菌が付着しやすく、温床となってしまいます。それを防ぐために、歯の表面を磨きます。

その後、研磨剤を落とします。PMTCを終えたばかりの歯は、フッ素がとても浸透しやすい状態になっておりますので、仕上げにフッ素を塗布することで、歯の再石灰化が促進されて、歯の表面が強くなり、むし歯や汚れから歯を守ります。フッ素の塗布によって、虫歯予防の効果は高まります。この後に、30分から1時間ほど時間をおいて、フッ素コーティングを定着させた後にうがいをして、終了となります。

フッ素の効果としては大きく3つあります。上記に挙げた、再石灰化がまず一つ、二つ目に、むし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢が生産する酸の量を抑えます。そして、3つ目は歯の表面を歯垢が生産する酸に対して溶けにくい性質に修復する効果があります。フッ素は口の中に長くとどまるほど効果的なので、日々の歯ブラシで使う歯磨き粉をフッ素配合の歯磨き粉に変えることによって、より良い効果が期待できます。

今から始める「予防歯科」で8020を

世界的にも予防歯科で歯医者さんに通っている人は自分の歯が残っている、というデータがあります。一生、自分の歯で食事を楽しめるように今から予防歯科を始めましょう!

「ママとこどものはいしゃさん」グループの加盟院は、予防歯科に力を入れている医院です。ぜひ近くの医院にご相談ください。

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