[ 予防 ]

2020年3月9日

乳歯の歯の根っこの病気について

虫歯というのは、治療を受けずに放置すると、どのようなリスクが生じるかご存知でしょうか?虫歯になった歯だけに何らかの悪影響が生じるのであればまだ良いのですが、それ以外の部分にも異常を引き起こすのであれば問題も大きくなりますよね。とくに、乳歯の根っこの病気には十分な注意が必要です。

▼歯の根っこの病気とは?

歯の根っこの病気とは、専門的に「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」と呼ばれるものです。歯の根っこの先に膿がなどが溜まり、腫れたり、痛みが生じたりします。これは虫歯が重症化することによって生じる病気です。

▼なぜ乳歯は要注意なのか?

根尖性歯周炎というのは、乳歯に限らず永久歯でも重篤な症状を引き起こすことがあります。ですから、注意すべきなのは乳歯だけではないのですが、永久歯よりも深刻な病態が生じる可能性があるのです。それはこれから生えてくる永久歯への悪影響です。乳歯の根尖性歯周炎が進行すると、すぐ下に控えている永久歯にいろいろな異常を引き起こすことがあります。

▼ターナー歯を発症する

乳歯の根尖性歯周炎によって引き起こされる主な異常としては「ターナー歯」が挙げられます。ターナー歯とは、乳歯の根尖病変が原因で永久歯に石灰化不全が起こる病気です。歯が埋まっている状態ではまだ永久歯も未成熟であり、発育途上にあるのです。その時期に細菌などで汚染されると、エナメル質正常に石灰化される、形態や色の異常を引き起こすことがあります。

▼永久歯が生えてこない

乳歯の根尖病変は、永久歯の萌出を遅らせることもあります。永久歯というのは、すぐ上に存在している乳歯の歯根が吸収されることで、萌出を開始します。けれども、根尖病変のような異常な刺激が存在していると、このまま萌出してはいけないと判断し、埋まったままになってしまうのです。そうして起こるのが永久歯の萌出遅延です。

▼歯並びの異常につながる

乳歯の根っこの病気は、「歯胚の回避現象」を引き起こすこともあります。これは本来生えてくる場所とはことなる部位に永久歯が萌出する現象です。その結果、歯並びが乱れ、かみ合わせにも異常が生じることがあります。すぐ真上に細菌の塊が存在していたら、それを回避するは至って普通の現象ですよね。

▼まとめ

このように、乳歯の虫歯は重症化することで根っこの病気を発症します。その結果、ターナー歯や萌出遅延、歯胚の回避現象を引き起こすことがありますので注意しましょう。乳歯は虫歯になった時点ですぐに治療を受けることはもちろん、ベストは予防することです。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院であれば、乳歯が虫歯にならないよう、さまざまな処置を施してくれますよ。

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