[ 予防 ]

2020年9月3日

乳歯と永久歯の違い

子どもの歯である乳歯と、大人の歯である永久歯には、さまざまな違いがあります。その違いをきちんと理解しておくことは、お子さまの歯やお口の健康を維持する上で非常に重要です。そこで今回は、乳歯と永久歯の違いについて、いろいろな角度から解説します。

▼歯の本数の違い

乳歯と永久歯では、まず生えてくる本数に大きな違いがあります。子どもの歯である乳歯は、全部で20本生えてくるのに対し、大人の歯である永久歯は28本、上下の親知らずまで含めると全部で32本生えてきます。

▼歯質の厚みの違い

乳歯と永久歯では、歯質の厚みも大きく異なります。一番外側にエナメル質、内側に象牙質が存在している点は同じなのですが、乳歯はそれぞれ永久歯の半分の厚みしかないのです。そのため、一度むし歯にかかると、あっという間に進行して歯の神経にまで到達してしまいます。その結果、歯髄炎を起こしてしまうのです。

▼歯の成熟度の違い

乳歯と永久歯は、一見するとそれほど大きな違いあるようには見えませんよね。人体で最も硬いエナメル質で覆われているので、むし歯のなりやすさにも違いがなさそうに見えます。けれども実際は、歯質の成熟度に違いがあります。当然ですが、大人の歯である永久歯の方が歯質の成熟度が高く、むし歯にかかりにくのです。小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、この点に注意してしっかりむし歯予防する必要があります。

▼歯の交換があるかどうか

乳歯は適切な時期がくれば、必ず永久歯に生え変わります。これはすべての乳歯においていえることです。一方、永久歯に歯の交換は起こらないので、一度生えてきたら、一生涯使い続けることとなります。永久歯が生えそろうのが12歳くらいですから、それから数十年間、同じ歯を使い続けなければならないのです。そう考えると、永久歯は大切にしなければなrならないと改めて実感することかと思います。

▼むし歯が影響を及ぼす範囲

乳歯には歯の交換があることから、使い捨ての歯という感覚を持ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。例えば、乳歯がむし歯になると、他の乳歯にむし歯がうつるだけでなく、下に控えている永久歯にまで悪影響が及ぶことがあるからです。そういう意味でも、乳歯は永久歯と同じように大切に扱う必要があるといえます。

▼まとめ

このように、乳歯と永久歯にはさまざまな違いがありますので、それらを理解した上で、お子さまのむし歯予防に努めましょう。子どもの歯の特徴についてさらに詳しく知りたい方は、「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院までご相談ください。

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