[ 予防 ]

2020年5月1日

乳歯と永久歯の違いとは?

子どもの歯と大人の歯というのは、一見すると同じように見えますが、実はいろいろな点において違いが存在しています。そうした乳歯と永久歯の違いをしっかり理解しておくと、お子さまのむし歯予防やお口の正常な発育に役立てることができます。そこで今回は乳歯と永久歯の違いについてかんたんにご説明します。

▼生えてくる本数の違い

乳歯と永久歯の違いについて考える上で、まず知っておいていただきたいのが生えてくる本数の違いです。乳歯は全部で20本生えてきますが、永久歯は親知らずも含めると全部で32本生えてきます。乳歯と永久歯の本数にはこれほど大きな違いがあるのです。それだけに、乳歯の1本や2本むし歯になっても問題ないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがそれは大きな間違いです。なぜなら、乳歯には永久歯が正常に生えてくるためのシグナルを送る役割があるからです。

▼乳歯が正常に抜け落ちることがサイン?

乳歯は永久歯が生えてくる時期になると、自然に脱落します。この脱落する時期がズレてしまうと、永久歯が生えてくる時期までズレるだけではなく、そもそも永久歯が生えてこない、という現象も起こりかねないのです。これは永久歯にとって、とても重要な問題ですよね。ちなみに、永久歯にはそうした役割は存在していません。

▼乳歯の歯質は未成熟

乳歯と永久歯の違いでもうひとつ着目しておいていただきたいのが「成熟度」です。生えたての永久歯もそうですが、乳歯は基本的に歯質が未成熟です。生えてからしばらく経っても永久歯よりは成熟しないことから、むし歯にかかりやすくなっています。厳密には酸に対する抵抗力が弱いので、歯質が溶けやすいといえます。

▼エナメル質と象牙質の厚みが半分

乳歯と永久歯の違いで重要な点として、歯質の厚みについて知っておいてください。どちらの歯も外側がエナメル質、内側が象牙質で構成されているのですが、乳歯の場合それぞれの歯質の厚みが永久歯の半分しかありません。ですから、一度むし歯にかかってしまうと、あっという間に進行してしまうのです。これもまた乳歯と永久歯の大きな違いのひとつといえます。つまり、乳歯というのは、むし歯にかかりやすいだけではなく、重症化もしやすい厄介な特性があるといえます。

▼まとめ

このように、乳歯と永久歯には実にたくさんの違いがありますので、それらを意識した上で、お子さまのむし歯予防に努めるようにしましょう。乳歯のむし歯を放置すると永久歯の発育にも大きな悪影響が及びますので、やはりお子さまのお口の病気は予防するのが一番です。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院なら、適切なアドバイスをしてくれるかと思います。

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