[ 予防 ]

2020年9月9日

シーラントの特徴と適応症について

子どものむし歯予防では、シーラントと呼ばれる処置が行われることがあります。大人にはあまり行わない処置なだけに、どのような特徴を持っているのか詳しく知らない方も多いことかと思います。そこで今回は、シーラントの特徴と適応症についてわかりやすく解説します。

▼シーラントってなに?

シーラントとは、簡単にいうと奥歯の溝をプラスチック材料であるレジンで埋める処置です。歯の噛む部分が滑らかになるので、汚れがたまりにくくなります。その結果として、むし歯のリスクが大きく減少するのです。

▼シーラントの治療手順

シーラントの治療手順は至ってシンプルです。まずは施術する歯の表面をきれいにお掃除します。歯垢や汚れなどが付着していると、材料をきちんと接着できないので、事前にクリーニングする必要があるのです。その上で歯の表面に特殊な薬剤を作用させ、プラスチック材料であるレジンを接着します。処置にかかる時間は数分程度です。処置に伴う痛みや不快感もほとんどないので、小さなお子さまでも気軽に受けることができますよ。

▼シーラントの適応症

シーラントの適応症は、食べかすやプラークなどがたまりやすい歯の表面の溝です。最も一般的なのは乳歯の奥歯である乳臼歯の咬合面(こうごうめん)です。生えてきたばかりの永久歯も奥歯であればシーラントすることがあります。もちろん、その他の歯であっても、むし歯のリスクが高いと判断される部位にはシーラントを適応することができます。

▼むし歯のリスクがゼロになるわけではない

シーラント処置を施す際に気を付けなければならないのは、治療による効果の度合いです。シーラントはむし歯予防のために行う処置ですが、それを行ったからといってむし歯のリスクがゼロになるわけではありません。シーラントによって得られる治療効果は、あくまで「汚れが溜まりにくくなる」ことだからです。そのため、シーラントを施して安心してしまい、オーラルケアが疎かになるようなことだけは絶対に避けましょう。シーラント後もしっかりとした口腔ケアを行い、定期的なプロフェッショナルケアも受けていくことで、ようやく子どもの歯の虫歯を予防することが可能となります。

▼まとめ

このように、シーラントは主に乳歯や生えてきたばかりの永久歯に行われる予防処置です。お子さまのむし歯予防を徹底したい、磨き残しを減らしたいという方は、積極的にシーラントを受けるようにしましょう。「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院であれば、ほとんどの歯医者さんでお子さまへのシーラントを実施していますよ。

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