[ 小児矯正 ]

2020年4月17日

クラウンディスタルシューが適用されるケース

子どもの歯である乳歯が予定よりも早い時期に抜け落ちて場合、いろいろな装置を用いて対処する必要があります。その中のひとつに「クラウンディスタルシュー」というものがあり、とても重要な役割を果たしてくれます。今回はそんなクラウンディスタルシューの適応症などを詳しく解説します。

▼クラウンディスタルシューとは?

クラウンディスタルシューとは、「第二乳臼歯(だいににゅうきゅうし)」という子どもの奥歯が抜けた際に用いられる保隙装置です。乳歯が予定よりも早く抜けた場合は、生じたすき間を維持しなければさまざまなトラブルが生じます。その中でもとくに第二乳臼歯の早期喪失に対して用いられるのがクラウンディスタルシューなのです。

▼クラウンディスタルシューの構造

クラウンディスタルシューは、支台歯に装着するためのクラウンと、そこから延びるバーのようなパーツからなります。支台歯となるのは、喪失した第二乳臼歯のひとつの手前の第一乳臼歯です。専門的には「D」と呼ばれるものですね。そこから金属製のバーが第一大臼歯が生えてくるところまで延長されている構造です。

▼クラウンディスタルシューを装着しないとどうなる?

クラウンディスタルシューは、むし歯などによって第二乳臼歯を早期に喪失した場合、あるいは何らかの理由で抜歯をなければならなくなった場合に用いられる装置です。そうして生じたすき間を放置すると、先に生えてくる第一大臼歯がすき間を埋めるように移動してしまいます。その結果、第二乳臼歯の下から生えてくる予定だった第二小臼歯が生えてこなくなったり、おかしな位置に生えてきたりしてしまうのです。これは永久歯列にとって非常にデメリットの大きいことなので、乳歯を失ってからできるだけ早く、装置を装着することが求められます。

▼乳歯は早期に喪失しないことが重要

ここまで第二乳臼歯の早期喪失に対して、クラウンディスタルシューが大きな効果を発揮するという点を解説してきましたが、できれば乳歯の早期喪失という事態は避けるのが望ましいといえます。乳歯の早期喪失に対して、いろいろな装置が存在していますが、やはり、自然な形で歯が生え代わる方が良いに決まっています。ですから、乳歯の早期喪失につながるようなむし歯などは可能な限り予防するようにしましょう。

▼まとめ

このように、第二乳臼歯の早期喪失症例では、クラウンディスタルシューが使用できます。その他のケースにもそれぞれ最適といえる保隙装置がありますので、まずは「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院に相談してみましょう。お子さまの歯や顎の発育を第一に考えた場合、歯列内の欠損を放置することは良くありません。

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