[ 小児矯正 ]

2020年1月24日

むし歯菌はどこからくるのか

赤ちゃんは、無菌の状態で産まれてきます。そして、その後の生活の中で、たくさんの人やモノや環境と関わるうち、様々な常在菌に感染し、共生するようになっていきます。

むし歯は食生活が反映される生活習慣病の一種ですが、基本的には細菌の感染により起こる病気です。むし歯菌も口腔常在菌のひとつですが、産まれたばかりの赤ちゃんの口の中は、むし歯菌にまだ感染していません。

では、むし歯菌は一体どこからやってくるのでしょうか。

感染の窓

むし歯の原因菌として有名なものに、ミュータンス連鎖球菌があります。そして、このミュータンス連鎖球菌が赤ちゃんの歯に定着するとされるのは、乳歯の奥歯が生えてくる生後1歳半~3歳頃で、この時期を“感染の窓”と呼びます。

“感染の窓”といわれるこの時期にミュータンス連鎖球菌への感染を防ぐことが出来れば、その後のむし歯リスクが少なくなることが分かっています。

むし歯菌はお母さんの口からやってくる

子どもの持っているむし歯菌のタイプを周囲の保育者と比べてみると、母親と一致することが最も多いと報告されています。今後、男性の育児休暇取得が進めば、父親のむし歯菌タイプと一致する子供が増えてくるかもしれません。歯は一生の宝物です。むし歯になりにくい子どもに育てるため、まずは周囲の大人からの感染を防ぐよう、大人たちが子どもとの関わり方を考える必要があります。

垂直感染を防ぐためにできること

親から子どもへ感染は、“垂直感染”といわれます。むし歯菌を垂直感染させないためには、

・親子間でスプーンや皿などを共有しない。

・親子間のキスを控える

・子どもに噛み与えをしない

・熱い食べ物に息を吹きかけて冷まさない

などが、必要な対策です。

むし歯菌は、一度定着してしまうと口腔内から完全に除去することが出来ないため、最初からこれらを意識しておくことが大切です。

 

“ママとこどものはいしゃさん”では、子どもだけでなく、家族全員のお口の健康に関わっていけたらと考えています。

お父さん、お母さんが自分たちの口腔内にも関心を持ち、定期健診やクリーニングを受けて口腔内をキレイにしておくことも、子どもへの感染のリスクを下げることに繋がります。是非、ご家族全員で“ママとこどものはいしゃさん”に足を運んでください。フッ素塗布やクリーニングなどで、むし歯や歯周病への予防効果を高めていきましょう。

 

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