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[ 予防 ]

2019年11月5日

むし歯予防にフッ素が有効な理由

子どものむし歯を予防するには、フッ素を活用することが一番ですが、そもそも「フッ素」って歯にどのような効果があるのかご存知でしょうか?「何となくフッ素はに良い」「フッ素は歯を強くしてくれる」といったイメージが先行している方が多いことかと思います。そこで今回は、むし歯予防にフッ素が有効な理由について、わかりやすく解説します。

▼歯は脱灰と再石灰化を繰り返している

実は、私たちの歯が溶けるのは、むし歯菌が産生した酸だけによるのではありません。例えば、お酢のように酸性が強い調味料や食品などをお口の中にふくんだ時も、同じように歯が溶けていくのです。これを歯質の「脱灰(だっかい)」といいます。もちろん、むし歯のように歯がどんどん溶けていくようなことはありません。なぜなら、私たちの歯は脱灰が起こるとともに、歯の「再石灰化(さいせっかいか)」も生じているからです。

▼歯の再石灰化とは?

歯の再石灰化とは、脱灰によって失われたリン酸やカルシウムをもう一度、歯に戻す作用を意味します。この現象が生じていることによって、私たちの歯は健康に保たれているのです。ただ、お口の衛生環境が悪かったり、オーラルケアをしっかり行っていなかったりすると、再石灰化よりも脱灰の方が優位となってむし歯のリスクも上昇するため注意が必要です。そこで有用なのがフッ素ですね。

▼フッ素は歯の再石灰化を促進する

歯のすぐ近くにフッ素が存在していると、再石灰化現象が促されることがわかっています。ですから、フッ素入りの歯磨き粉を使用したり、ママとこどものはいしゃさんの加盟院などでフッ化物の歯面塗布を受けたりすることは、むし歯を予防する上で非常に有用といえるのです。しかも、フッ素によるむし歯予防の効果はそれだけではないのです。

▼フルオロアパタイトを形成する?

フッ素のむし歯予防効果としてもうひとつ有名なものに「歯質の強化」というものがありますよね。これを再石灰化の促進作用と混同している人も多いのですが、実は別物といえます。本当の意味で「歯を強くする」のは、フルオロアパタイトと呼ばれる構造を形成する点だからです。通常の歯は「ハイドロキシアパタイト」と呼ばれる構造から成り立っているのですが、フッ素によってこれがフルオロアパタイトになることで、むし歯菌への抵抗性が高い歯質を手に入れることが可能となるのです。

▼まとめ

このように、オーラルケアにフッ素を活用することによって、歯の再石灰化が促されるだけではなく、フルオロアパタイトという特別な構造を作り上げることにも寄与します。その結果、むし歯菌に負けない強い歯を作ることが可能となるのです。そんなフッ素の応用法についてさらに詳しく知りたい方は「ママとこどものはいしゃさん」の加盟院までご相談ください。

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