[ 審美 ]

2020年2月4日

すきっぱの治療

歯と歯の間に隙間のある歯並びのことを、俗称で、“すきっぱ”といいます。専門用語では“空隙歯列(くうげきしれつ)”と呼びますが、前歯であれば見た目が気になったり、発音に悪影響を及ぼしたりします。また、その隙間に食べ物が詰まりやすいと、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

“すきっぱ”になる原因

歯が小さい・歯の数が少ない

生まれつき歯の数が少なかったり(先端欠損歯)、歯が小さかったり(矮小歯)すると、歯と歯の間に隙間が出来やすいです。

永久歯列は、親知らずを除いて28本生えそろうのが理想的です。しかし、10人に1人程度の割合で、生まれつき永久歯の数が少ない人がいるといわれています。中でも、前から2番目と5番目の歯が欠損することが多いです。

また、歯の数が足りていても、“矮小歯”という小さな永久歯を持つ人もいます。これは前から二番目の歯に最も多くみられます。

上唇小帯が発達している

上唇をめくってみると、上唇小帯と呼ばれるヒダがあります。そのヒダが、上顎前歯の裏に回り混むように発達していると、歯と歯がくっつくのを妨げ、隙間が空いてしまいます。

舌が大きい・舌癖がある

もともと舌の大きい人は、歯列のアーチが大きくなるので隙間が空きやすいです。また、舌で歯の裏側から押すような癖があると、少しずつ歯を動かして、その部分に隙間が空くことがあります。

“すきっぱ”の治療法

プラスチックによるダイレクトボンディング

隙間の空いている部分に、直接プラスチックを張り付ける治療です。部位が少なければ1~2回で済むことが利点ですが、プラスチックの色にこだわると、保険ではなく私費の治療になる可能性が高いです。また、プラスチックなので経年的に変色していくことが多いです。

ラミネートべニア・クラウンなどのセラミック

歯の表面のみを削りセラミックの歯を張り付けるラミネートべニアや、歯をぐるりと削り込んでセラミックのクラウン(冠)を装着する治療もあります。完全私費の治療になりますが、セラミックは半永久的に変色しないうえ、表面が滑らかで歯垢もつきにくいため、清潔に保てます。

歯列矯正

離れた歯をくっつけるように歯列矯正を行います。時間はかかりますが、べニアやクラウンのように、自分の歯を削る必要はありません。歯列矯正が終わった後の後戻りを防ぐため、歯の裏側に保定装置を装着することが多いです。

“すきっぱ”に対する治療はさまざまです。もし、“すきっぱ”で悩まれているのでしたら、お気軽に“ママとこどものはいしゃさん”にご相談ください。きっと、ご本人の希望に沿った治療法を提案させていただけると思います。

 

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